英語で「素敵」は niceじゃない?英会話で役立つ「素敵」の表現
ことはさんことはさん

気になってる男性が、ある女性のことを”She is nice”と言ってたの。女性として魅力を感じて「彼女は素敵」って言ってるのかな?

“She is nice”って気になる男性が言うと心配になりますよね。

この記事はこんな人におすすめ
  • 英語のniceの意味を知りたい
  • 英会話で使える「素敵」を意味する英語表現を知りたい
  • 褒める英語表現はたくさんあって違いがわからない
えいとりえいとり

“She is nice”は確かに褒めてはいるけど、実は日本語の「素敵」っていうニュアンスとはちょっと違うんだ。恋愛対象として女性の魅力を感じているかっていうと微妙なの。

必ずしも「nice=素敵」とは限らないんです。

ことはさんことはさん

え〜?じゃあ、心配する必要はないのかなぁ?彼が言った”nice”はどういう意味だったの?

どういう意味だったかは、この後詳しく解説します。

日本語で「素敵」はひとつの褒め言葉ですが、英語には「素敵」を意味する表現が複数あり、それらは微妙に違うニュアンスを表しています。

選ぶ単語によっては、話し相手に違うニュアンスで伝わって誤解される可能性もあります。そこで今回は、「素敵」を英語で何と言うのか紹介して詳しく解説します。

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英語の”She is nice”は「素敵な女性」ではない?


She is niceと聞くと、「素敵な女性」と思いがちですが、実はちょっとニュアンスが違います。

前後の文脈にもよりますが、人をniceと表現するときは、一般的には「いい人」というニュートラルなニュアンスです。つまり、必ずしも「She is nice=素敵な女性」ではないということです。

一方で、物や事柄についてniceと言うときはニュートラルな「良い」だけではなく、「素敵」を意味する場合もあります。

ことはさんことはさん

なんだか、「いい人」って微妙よね…。

えいとりえいとり

そうなの。ごく一般的に「いい人」と言ってるだけで、異性に対してこの英語表現を使うときは、むしろ恋愛対象ではないことを意図するときにあえて使う場合もあるの。

人について「nice」と言うときは、「いい人」や「優しい」など、一般的な性格や人間性を示しています。必ずしも異性としての興味を示しているわけではありません。

ただし、「いい人」は決して悪い意味ではありません。niceはポジティブな単語です。

例えば、すでに恋愛関係にある相手や気になっている人の人間性を「本当にいい人なの」と友人に伝えたいときに、”He is nice”と言うこともあります。

ことはさんことはさん

確かに。恋愛感情はあっても悪い男はいるもんね。複雑だわ…。

ちなみに、もし褒めるニュアンスを強調するなら”He is such a nice guy.”と言います。
「彼は本当に素晴らしい人だ」という意味で、”such” はその後に続く形容詞や名詞を強調し、感情や印象をより強く表現します。

「素敵」の正しい英語の表現とは?


英語で「素敵」というときは、さまざまな表現があるので正解はひとつではありません。その中で、最も一般的に幅広く使える便利な表現のひとつはwonderfulかもしれません。ただし、「素敵」の英語表現は、褒めるレベルやポイントなどで微妙に違うんです。

  • 褒めるレベルで英語表現が違う
  • 褒めるポイントで英語表現が違う

褒めるレベルで英語の表現は違う

冒頭では、niceを使う場合は「素敵」というより「普通にいい」のニュアンスの方が適切であることを解説しましたが、英語の「素敵」にはさまざまな表現があります。

えいとりえいとり

ちなみに、英語はどのレベルで素敵と感じているかを具体的に表現できる言語なの。

つまり、褒めるレベルで全く違う英語の表現が使われるということです。

例えば、人を褒めるときは「good/nice/great/wonderful」などでよく表現されます。
これらの素敵度レベルを表すと「good<nice<great<wonderful」です。

褒めるポイントで英語の表現は違う

人が持つ素敵な魅力はさまざまです。英語は具体的にどのポイントで「素晴らしい」とか「素敵」と感じているのかを明確に伝えられる言語です。

えいとりえいとり

例えば、人の顔の造形が美しくて「素敵」と感じているのか、振る舞いや行動を「素敵」と言ってるのか、いろんなケースがあるでしょ?

たとえ外見を素敵だと褒める場合でも、容姿そのものに魅力を感じるのか、服装のセンスが魅力的なのかでも英語の表現は違います。

しかも、男性と女性では容姿を褒めるときの英語表現は微妙に違います。意外に難しい「素敵」の英語表現。

そこで、人と物に分けて「素敵」と褒めるさまざまな英語表現とニュアンスの違いを具体的に紹介します。

人を「素敵」と褒めるときの英語表現


人を褒めるときの種類を下記の7つに分けて「素敵」の意味を含んだ褒め方を解説します。

  • 女性の容姿を褒めるときの表現
  • 男性の容姿を褒めるときの表現
  • 人の服装を褒めるときの表現
  • 人の性格を褒めるときの表現
  • 外面と内面を褒めるときの表現
  • セクシーな魅力を褒めるときの表現
  • 技術や技能の優秀さを褒めるとき

女性の容姿を「素敵」と言う英語表現

ここでは、女性の「容姿のみ」を褒める場合に使うフレーズ表現を紹介します。

  • She is pretty
  • She is gorgeous
  • She is stunning
  • She is breathtaking

褒める素敵度のレベルは「pretty<gorgeous<stunning」で、stunningと breathtakingはニュアンスは違いますが、ほぼ同じレベルです。

She is pretty.

She is pretty.
(彼女は綺麗。)

本質的な美しさというよりも、小綺麗にしていたりセクシーさをアピールする服装をしたり、外見的な要素を強調して「綺麗」と褒めるときに使いますが、愛らしさも含んでいます。

また、人だけではなく物や場所でも「[綺麗で]素敵」と英語で言うときに使える単語です。

She is gorgeous.

She is gorgeous.
(彼女はとても美しくて魅力的。)

「gorgeous=very beautiful」とも言えますが、gorgeousの場合は服装のセンスなども含めて、主に外見の視覚的な魅力を強調して褒めるときに使います。

She is stunning.

She is stunning.
(彼女は驚くほど美しい。)

「stunning=気絶しそうな美しさ」とショックの感情を含んで「美しい」と表現するときに使います。

She is breathtaking.

She is breathtaking.
(彼女は息を飲むほど美しい。)

stunningとbreathtakingはほぼ同じレベルの驚くような美しさを表現しますが、「breathtaking=息を飲むほどの美しさ」で「stunning=気絶しそうな美しさ」という微妙なニュアンスの違いがあります。

男性の容姿を「素敵」と言う英語表現

男性の容姿を「イケメン」と褒めるときのさまざまなフレーズ表現を紹介します。英語表現が違うと少し意味のニュアンスも違います。

  • He is cute.
  • He is pretty.
  • He is good-looking.
  • He is handsome.

He is cute.

He is so cute.
(彼ってすごくイケメン。)

男性をcuteと表現するのは、日本語でいう「可愛い」とはニュアンスが違います。「イケメン[で素敵]」というときに使われる英語表現です。

えいとりえいとり

セクシャルな魅力や興味も含んで、「セクシーに感じる」という意味でcuteを使う場合もあるし、人によって何を魅力的に感じてcuteと言っているかは違うけどね。

一方で、女性のことをShe is cuteと言う場合は微妙に違います。「可愛い・愛らしい」の意味で、容姿だけでなく行動や性格的な要因も含みます。

男性と女性では微妙にニュアンスが違うんです。

He is pretty.

He is pretty.
(彼は[小綺麗にしてて]イケメンだね。)

prettyは服装や見た目を小綺麗にしていて外面的な要素を強調して褒めるときに使います。
男性でも、女性的な特徴や美しさを持っている場合に使用されます。

He is good-looking.

He is really good-looking.
(彼は本当に[容姿が整ってて]イケメンだね。)

肉体的に容姿が整っていることを表現します。

He is handsome.

He is handsome.
(彼ってハンサムだよね。)

視覚的な外見の要素を総合的に褒めるときに使う表現です。

ただし、文脈によっては、外見以外の特性や資質に対しても使われることがあります。

例えば、彼の性格や行動が魅力的である場合、人はそのような人物を「handsome」と言うことがあります。しかし、これは比喩的な使用であり、一般的な使い方とは少し違います。

人の服装を「素敵」と言う英語表現

人の外見には顔の造形や肉体だけではなく、服装のセンスも含まれます。顔の造形や肉体美ではなく、服装やそのセンスを「素敵」と褒めるときの英語表現を紹介します。

  • Fabulous
  • I like + 物
  • look good on +人

Fabulous

That dress is fabulous!
(そのドレスとっても綺麗!)

fabulousはグラマラスという意味を含み、物の派手な美しさを表現します。また、信じられない驚く事柄や伝説などストーリーに感嘆するときにも使います。

前述で紹介したstunningやbreathtakingより美しさは弱い表現です。

I like + 物

I like your hairstyle.
(君のヘアスタイルは素敵だね。)
I love your dress. It’s fabulous!
(そのドレスよく似合ってて素敵!)

「素敵だね」と褒めるときはI likeやI loveを使っても表現できます。

ファッションや髪型など肉体的な要素ではなく、装飾品などがよく似合っていて「素敵」と褒めるときによく使う英語表現です。

look good on +人.

That dress looks good on you.
(そのドレスは君によく似合ってる。)

look good on + 人」は、人が着ているものや身に付けているものが似合っているときに使うフレーズです。

You look good in that dressと言っても同じ意味で、どちらも英語ネイティブが使う自然な表現になりますが、That dress looks on youの方がよく使われます。

人の性格を「素敵」と言う英語表現

人の性格を褒める表現はいろいろあります。例えば、goodとniceも人を褒める表現で、「素敵」と言えなくもありませんが、どちらかと言えば「普通に良い」と褒めるニュアンス。なので、ここでは「素敵」または「素晴らしい」レベルに該当する英語表現のみを紹介します。

  • Great
  • Wonderful
  • Sweet

Great

He has a great sense of humor.
(彼は素敵なユーモアのセンスがある。)

greatはgoodより良い状態を表します。つまり、great=very goodと言えます。

Wonderful

He has a wonderful personality.
(彼の人柄は素晴らしい。)

wonderful=extremely goodで極めて良い状態。喜びを与えられて感動したときなどの感情を表します。

wonderfulは一般的に性格と容姿の全てを含めて総合的に「素敵」とか「素晴らしい」と言うときの表現です。この例文では、personalityと具体的に説明しているので、性格のみを褒めている表現になります。

Sweet

You are so sweet.
(あなたってすごく[優しくて]素敵。)

英語で「優しい」とか「親切で素敵」と言うときのスラング表現です。

外面と内面を「素敵」と言う英語表現

外面と内面の両方含めて素敵や素晴らしいと言うときの表現を紹介します。

  • Wonderful
  • Cool
  • Cute
  • Lovely
  • Beautiful
  • Attractive
  • Fascinating
  • Charming
  • Great

Wonderful

He is wonderful.
(彼は素敵ね。)

この英語のフレーズだけだと、性格なのか容姿を褒めてるのか曖昧です。でも、一般的には、性格も容姿も総合的に「素晴らしい」とか「素敵」というときの表現です。

wonderfulは、人や物を総合的に「素敵」や「素晴らしい」と言いたいときに、どのシーンでも使える便利な表現です。

ちなみに、He looks wonderfulなら容姿やファッションなどの見た目の要素が強くなります。

Cool

He is cool.
(彼ってイケてるよね。)

「素敵」「かっこいい」「お洒落」などの意味を含んで、外見だけでなく言動も含めて褒めるときの表現です。男女問わず使えます。

Cute

She is cute.
(彼女は可愛い。)

女性の場合は容姿が「可愛い」だけでなく、言動などの内面的な可愛さも含みます。
男性の場合は微妙にニュアンスは違いますが、男性も容姿だけではない魅力を感じると伝えるときに使います。

Lovely

She is lovely.
(彼女は愛らしく可愛い。)

礼儀正しく愛嬌があることを表現し、愛らしさを強く感じるときに使う表現です。人だけではなく物・事柄・天気などを「素晴らしい(素敵)」と言うときの英語表現にも使えます。

Beautiful

She is beautiful.
(彼女は美しい。)

beautifulは主に容姿を褒めていますが、服装などではなく肉体的な要素そのものである資質を褒めています。また、礼儀正しい振る舞いなどの内的要素も含んでいます。

Attractive

She is attractive.
(彼女は魅力的。)

外面的にも内面的にも両方の魅力があって惹かれることを表現するときに使います。物と人の両方に使えますが、人に対して使う場合は、セクシャルな魅力も含んで惹かれる場合に使われることが多く、その場合は外面的な要素が強い傾向にあります。

Fascinating

She is fascinating.
(彼女は魅力的。)

すごく興味深く目が離せない魅力があって引きつけられるときに使う表現です。

行動や話が面白くて引きつけられたり、のめり込んだりしたときなどに使いますが、物と人の両方に使えます。

えいとりえいとり

例えば、映画がすごく面白くてのめり込んでしまったときに“This movie is fascinating”と言うの。

attractiveと比較すると、外的要素よりもっと具体的に興味を持つ要素や要因がある場合に使う表現でもっと幅広い物や事柄で使えます。

Charming

He is charming.
(彼って[愛想が良くて]魅力的。)

日本語の「チャーミング」は愛らしい雰囲気や愛嬌があることを表しますが、英語ではニュアンスが違うんです。

えいとりえいとり

英語のcharmingは、口が上手い男性っていうのかなぁ。行動や言葉で異性を嬉しくさせたり、楽しませたりしてアピールするのがうまいタイプの異性の魅力を表してるの。

charmingには外面的な要素はあまり含まれていません。

Great

You’ve got a great smile.
(あなたの笑顔は素敵。)

You have a great smileと同じです。この場合は”have”と”have got”は同じ意味で、現在形で状態を表します。

えいとりえいとり

“have got”はイギリス人がよく使う表現なの。でも、アメリカ人はシンプルに”have”を使うんだ。

笑顔を褒める場合は容姿でもありますが、内面的な要素が表情に出ている部分もあるので、両方と言えます。

セクシーな魅力を感じて「素敵」と言う英語表現

  • Sexy
  • Hot

Sexy

He is sexy.
(彼ってセクシー。)
She is sexy.
(彼女はセクシー。)

色気があって魅力を感じるときの少しフォーマルな表現です。一般的に会話の中ではsexyよりattractiveを使うことが多い傾向にあります。

Hot

He is hot.
(彼は色っぽい。)
She is hot.
(彼女は色っぽい。)

sexyと基本的には同じ意味ですが、sexyよりカジュアルな表現です。hotはsexyよりもっと肉体的な色気を示しています。

つまり、肉体的な関係を持ちたいと感じているときに使われます。ただし、恋愛関係を求めているとは限りません。あくまでも肉体的な興味です。

技術や技能が優秀で「素晴らしい[素敵]」と言う英語表現

  • Amazing
  • Splendid
  • Brilliant

Amazing

That was an amazing performance!
(あの演奏は[驚くほど]素晴らしかった。)

驚きの感情を含んで「素晴らしい」というときの表現です。人と物の両方に使えますが、技能や技術、行動などに感動したときに表現します。

Splendid

He was splendid to the end.
(彼は最後までみごとだった。)

技能的に優秀で感動的に素晴らしいことを表現しますが、視覚的な要素が強く、人や物・事柄・自然の美しさを素敵だと英語で表現するときなど、幅広く使えます。

amazingとの違いは、驚きの感情だけではなく「輝かしい[栄光]」という意味を含んでいて、優秀であることを強調しています。

Brilliant

That’s a brilliant idea.
(そのアイデアは[輝かしく]素晴らしい。)

すごく知的で輝かしい技能的なスキルを「素晴らしい」と言うときの表現。splendidと比較すると知的な要素が強い場合に使います。

物・事柄・天気が「素晴らしい[素敵]」と言うときの英語表現


「素敵な時間」や「素敵なパーティ」など、物や事柄が「素敵」なときや、天気が「素晴らしい[素敵]」と言うときの英語表現について紹介します。ちなみに、「素敵な天気」と日本語で言うと少し違和感があるかもしれません。日本語に訳すなら「いい天気」と言った方が自然でしょう。

  • 物・事柄を「素敵」と言う英語表現
  • 「いい天気」の英語表現

物・事柄を「素敵」と言う英語表現

物・事柄を「素敵」と言うときの英語表現は下記の通り複数あります。

  • Nice
  • Wonderful
  • Fantastic
  • Marvelous
  • Awesome
  • Super

素敵度レベルは「Nice<Wonderful<Fantastic<Marvelous<Awesome<Super」と言えるかもしれません。

ただし、この素敵度レベルは、使うシーンや文脈によって違うので一概にはこの順番が正しいとは言えません。
例えば、Awesomeはスラングでフォーマルなシーンでは使いません。あくまでも参考程度の度合いを表しています。

えいとりえいとり

どちらかというと、レベルというより「ニュアンスが微妙に違う」という方が適切かもしれないわ。では、使い方の例を紹介するね。

Nice

That is a very nice outfit.
(素敵な服装ですね。)

人の場合はniceの表現はニュートラルに「いい人」ですが、物を褒めるときにniceを使う場合は「素敵」を意味する場合があります。

例えば、「Nice camera!」と言う場合は、「欲しい」の感情も含んで「いいカメラ」とか「素敵なカメラ」と訳せます。

余談ですが、もし何かと「比較して良い[素敵]」と言いたいときはnicerと言いますが、比較する場合は最上級で褒めているとは限りません。あくまでも「比較すると良い」というときに使います。

例えば、下記のように表現します。

I prefer the nicer fabric for this dress.
(このドレスにはもっと良い素材を選びたい。)
The weather today is nicer than yesterday.
(昨日より今日の方が天気が良い。)

ちなみに、”outfit” は全体の見た目を指し、”clothing” は一般的な衣類全般、”dress” は特にフォーマルな場で着用するような衣装や特別な服を指します。

Wonderful

It was a wonderful birthday party.
(素敵なバースデーパーティだった。)

人に使うのと同様に「素晴らしい」とか「素敵」というときの表現です。フォーマルでもカジュアルでも両方で使えます。

Fantastic

We had a fantastic time.
(すごく素敵な時間だった。)

fantastic=extremely goodで「大変良い」「非常に良い」という意味です。つまり、素晴らしい、驚くべき、または素晴らしいという意味です。

fabulousと意味はほとんど同じですが、文学的にはfantasticはfantasy(空想)と関係がある表現として使われ、fabulousは寓話の物語の中で使われていた表現のようです。

現代では、文学的な使い方とは関係なくどちらも「すごく良い」とか「すごく素敵」という英語のニュアンスで使われます。

Marvelous

I went to a marvelous party yesterday.
(昨日、ありえないほど素敵なパーティに行った。)

marvelousはアメリカ英語です。イギリス英語ではmarvellousでスペルが違います。どちらの国でも使われますが、イギリス人がよく使う表現です。

ありえないくらい素晴らしいとか、思いがけないことが起こって驚きの感情を交えて褒めたたえるときに使います。

“fantastic” と “marvelous” はどちらも素晴らしいことや驚くべきことを表す形容詞ですが、微妙なニュアンスの違いがあります。

fantasticは日常的に使用され、肯定的なニュアンスを持ち、一般的に気軽に使われます。

えいとりえいとり

一方、”marvelous” は、「驚くべき」、「驚くべき」、「優れた」という意味を持ちますが、特に書き言葉やフォーマルな場面で使用される表現です。 なので、少し堅苦しく感じられる場合があるの。

Awesome

That’s awesome!
(マジですごい!)

awesomeは割と若い世代が使う「最高」とか「マジですごい」というカジュアルな英語表現のスラングで、主にアメリカで使われる英語です。

「最高に素敵」を英語で表現するときに使えますが、日本語で言うと「ヤバイ!」に近い表現でもあります。フォーマルなシーンでは使わないので注意しましょう。

Super

That was super fun!
(超楽しかった!)

excellent(素晴らしい)とほとんど同じ意味ではありますが、「超越して素晴らしい」という意味で「超◯◯」のニュアンスで使うスラングです。

えいとりえいとり

例えば、ミュージシャンがライブで素晴らしいセッションをしたときに、セッションした仲間に「最高だった」と伝えるのに”Super!”と言うことがあるわ。

他にも、「素敵」というより日本語では「素晴らしい」と言う方がしっくりくるかもしれませんが、incredibleという表現を使う場合もあります。
例えば、驚くほど素晴らしい英語力がある人のことを”incredible”[なレベル]と褒めたりします。

amazing, fantastic, wonderful, incredible, superなどは「素敵」の最上級の表現と言えますが、状況や文脈によって適切な表現を選ぶことが重要です。

「いい天気」の英語表現

「いい天気」を表す場合は下記の2つ表現がよく使われます。

  • Nice day
  • Beautiful day

Nice day

It’s a nice day.
(いい天気ね。)

It’s a nice dayはニュートラルに「いい天気ね」という表現です。

また、友人や知人などに「素敵な一日を」や「良い一日を」と挨拶として伝えたいときに”Have a nice day”とよく言います。

Beautiful day.

It’s a beautiful day.
(素晴らしい天気ね。)

“It’s a nice day”より”It’s a beatiful day”の方が「素敵」の意味が強くなり、「素晴らしい天気」と言えます。

まとめ

日本語訳にしたときに必ずしも「素敵」になるわけではありませんが、「素敵」というニュアンスを示す英語表現は複数あります。また、人なのか物や事柄なのかや気持ちのレベルなどによって使われる単語は異なります。使い分けができると話し相手にあなたの気持ちや考えがより適切に伝わりやすくなるので、ぜひ参考にしてみてください。