英語学習でフレーズ丸暗記は本当に話せる近道?初対面で絶対使えるフレーズ集
マナブくんマナブくん

英単語もそんなに知らないし、文法も理解してないのに、英会話フレーズの丸暗記って本当に効果があるのかなぁ…?

この記事はこんな人におすすめ
  • 英語フレーズを丸暗記する勉強法は本当に効果的か不安
  • 絶対に使える日常英会話で、簡単だけど役立つフレーズを知りたい
  • 英語学習は初心者だけど、初対面の人と話せるフレーズを知りたい
えいとりえいとり

私は勉強が嫌いだから、何をしたらいいのか悩んだわ…。
でも、結局はフレーズの暗記から始めるのが、英語を話す一番の近道だったの。
ただし、暗記するときにちょっと工夫は必要だけどね。

実は、英語は簡単なお決まりフレーズを暗記すれば、コミュニケーションレベルの英会話は誰でもできるんです。

英語には英文の型や英会話のパターンがあります。フレーズを暗記して英文の型と組み合わせてうまく使いこなせば意外と簡単。

でも、フレーズを暗記する「方法」は大事です。例えば、脈絡なくランダムに暗記しても効率が悪く、効果的とは言えませんよね。

そこで、たとえ今から英語学習を始める初心者でも、初対面の外国人と会ったとき絶対に役立つ、誰でも丸暗記できる超簡単な英会話のフレーズ集や学習法のコツを紹介します。

スポンサーリンク

英語フレーズを丸暗記する勉強法のデメリット


正直、英語の勉強をしないで、もし英文法がわからないままフレーズを丸暗記するだけでは、いつかつまずく可能性があります。

英語を学習する上で、文法構造を理解することは大切です。

英語の構造がわからないでフレーズを丸暗記するだけだと、応用が利かなかったり、英文を書けなかったり、悩むことがあるかもしれません。

マナブくんマナブくん

じゃあ、やっぱりフレーズ丸暗記はあまり効果的ではないのかな…。

英語学習でフレーズ丸暗記がおすすめな理由5つ


では、なぜフレーズを丸暗記するのが英語の学習で効果的で近道なのか、おすすめな理由5つを解説します。

  1. 英会話で完璧な文法は必要なし
  2. 英語は何より話して使うことが優先
  3. 英会話のパターンが身に付く
  4. 英語は話すことで根本的な問題点に気づける
  5. 英単語を一つずつ暗記するのは効率的ではない

英会話で完璧な文法は必要なし

英語学習の順番は、簡単な日常英会話ができるようになってから文法を学ぶのがおすすめです。

マナブくんマナブくん

え?文法もわからないのに、いきなり会話なんて無理じゃない?
まずは文法を理解してからじゃないと、僕は不安だな…。

えいとりえいとり

それでは、永遠に話すチャンスはないかもよ〜(笑)
だって、ネイティブが必ずしも文法を正しく話してるとも限らないから
日本人の日本語もそうでしょ?

つまり、「完璧に文法を習得している=英語が話せる」ではないのです。英会話において、実は文法の優先度は低いんです。

英単語を暗記するだけでは単語の使い方はわかりませんし、文法はS(主語)+V(動詞)の語順だけがわかっていれば、あとは気にしなくて大丈夫。

まず、フレーズも知らなくて、英語を実際に話していないなら、文法を理解するなんてそもそも難しいんです。

文法は、フレーズとフレーズをつなげて英文にするとき、使う言葉が何かを考えるときに必要になりますが、まずはフレーズありきです。

えいとりえいとり

それに、英語のフレーズは、ネイティブがよく使うお決まり文句のようなものだから、理屈で理解するのが難しいものもあるの。

マナブくんマナブくん

だから、まずはフレーズを暗記してトライしてみるってこと?

えいとりえいとり

その通り!意外と簡単なフレーズを暗記するだけでも、結構話せるの。

学校で英語を勉強した経験がある大人が英語を学習するなら、英語ネイティブが使うフレーズを暗記するのが、英語を話せる最短の方法なんです。

英語は何より話して使うことが優先

文法構造の理解は必要ですが、主語や動詞、副詞、前置詞などの語順にはパターンがあります。頭で考えるより、使うことでパターンは身に付きます。
英語を話すスキルを向上させたいなら、定期的に使うこと以外に方法はないんです。

それに、英語の学習は楽しくないと始まらないですよね。コミュニケーションが楽しいという感覚から学習を深めていくのが効率的です。

えいとりえいとり

フレーズは話すために実践的に役立ちます。
まずは使える英会話のフレーズを覚えて、使いながら学習するのが上達する近道なんです。

マナブくんマナブくん

「会話ができた」という実感があれば、自信が持てるもんね!

えいとりえいとり

そうそう。あと、英語を使えば自然に疑問も出てきて、興味も深まるもんだよね。
わからないことがあれば、そのつど調べたらいいしね。

英会話のパターンが身に付く

英会話にはお決まりのフレーズや、会話のパターンと英文の型のようなものがあります。
よくある会話のパターンに慣れてしまえば、英語は意外と簡単なんです。

えいとりえいとり

英語はとにかく「習うより慣れよ」、これが一番。

言語はコミュニケーションです。間違いを恐れずとにかく使って慣れることが英語が話せる最短の道です。英語のリズムも話すうちに自然に身につきます。

えいとりえいとり

間違いは成功のもと。経験に勝るものはありません。

英語は話すことで根本的な問題点に気づける

英語は実際に使うことで、なぜ今まで話せなかったのか、なぜ間違うのか、根本的な問題点やどこを勉強したらいいのかも具体的に見えてきます。

えいとりえいとり

例えば、「to」が前置詞として使われているのか、それとも動詞とセットのフレーズとして使われているかなど、文法もフレーズを学ぶとわかってきます。

つまり、英単語の本当の使い方がフレーズを学ぶことで見えてくるんです。

また、英語を話して間違えたときに「あ、間違えたな」と気づくことで上達につながります。

英単語を一つずつ暗記するのは効率的ではない

英語の学習でボキャブラリーを増やすことは大事です。英語を話すのに必ず役に立ちます。

えいとりえいとり

一方で、社会人が英語の学習を始めるときは注意点があります。
それは、「英単語を一つずつ暗記しない」こと。

なぜなら、英単語を一つずつ脈絡なく覚えても、その英単語の使い方がわからなければ、実用性に欠けるのであまり意味がないからです。

また、一つの英単語にも複数の意味があるので、英語は前後の文脈がないと単語が示す本当の意味もわかりません

例えば、下記のフレーズの「to」は前置詞になります。
I’m looking forward to seeing you.(お会いできるのを楽しみにしています。)

「to」という単語は、「to +動詞(verb)」とセットで使うことが多いのですが、前置詞としても使われることもあるので注意が必要なんです。つまり、「to」の単語を一つだけ見ても、それが何を示す単語なのかわからないということです。

もし、社会人がアプリを活用して英語を勉強する場合は、一単語ずつ暗記するだけのアプリは避けた方が無難ですね。あくまでも、英語のフレーズ暗記アプリを選ぶことです。

英語のフレーズを効果的に学習するコツ5つ


冒頭で解説したように、フレーズの暗記は英語を話す近道ではありますが、暗記だけではデメリットもあるので、フレーズの学習で教材を選ぶときは解説がついているものを選ぶのがベストです。次は、英語のフレーズを効果的に学習するコツ5つを紹介します。

  1. 一度で暗記しなくてOK!反復して学習するのが効果的
  2. シーンをイメージして映像化しながら学ぶ
  3. 興味・関心がある話題の例文から始める
  4. 英会話フレーズは海外ドラマや映画から楽しく学ぶ
  5. 会話の切り口に役立つフレーズを学ぶ

一度で暗記しなくてOK!反復して学習するのが効果的

英会話のフレーズを一度で覚えようとはせず、英語の学習は何度も同じフレーズに繰り返し触れて記憶させるのが効果的です。

短時間で暗記したものは、すぐに忘れてしまいますが、何度も反復して見たり触れたりしたものは、自然と身について長期的に記憶されます。

シーンをイメージして映像化しながら学ぶ

英語は、基本的にそのシーンをイメージしながら、会話形式で学ぶことをおすすめします。
例えば、ビジネスシーンだったり、電話のシーンだったり、さまざまですよね。

えいとりえいとり

よく使うシーンのフレーズを学びましょう。

もちろん、フレーズによっては会話形式でなくても良いものもありますが、会話のキャッチボールでよく使う英語は、会話形式で効率良く覚えてしまうのがおすすめです。

また、英会話のフレーズを学ぶなら、YouTubeを活用するのもおすすめです。英語学習のためのコンテンツがたくさんあります。

えいとりえいとり

映像を見ながら楽しく学ぶと学習の効率も上がります。

興味・関心がある話題の例文から始める

えいとりえいとり

英語のフレーズの勉強はどこから始めようかと悩みますよね。
普段使わない英語を闇雲に覚えるのは効率が悪いので、あまり効果的ではありません。

まずは、実践で役に立つ英語のフレーズから覚えるのが効率的ですが、関心がある話題のフレーズから始めるのがおすすめ

マナブくんマナブくん

ちなみに、フレーズを暗記するのにおすすめの英語学習の教材とかあるのかな?

えいとりえいとり

そうね。関心のある話題について、日常英会話の例文が紹介されている英語のフレーズ集の本一冊と、その音声があれば、とりあえずOK。解説付きの本を選ぶのがおすすめよ。

その他にも、今は、無料で学べる英語学習ツールもたくさんあります。例えば、インターネットやアプリ、Youtubeなどです。アプリは課金制のものと無料のものがありますが、英語の学習サイトやYouTubeなら無料です。ぜひ、活用してみましょう。

英会話フレーズは海外ドラマや映画から楽しく学ぶ

フレーズ集の教材や英語学習サイトなどで調べて、英語のフレーズの勉強はできますが、英語フレーズの暗記を楽しんでできるおすすめの英語学習の方法があります。

えいとりえいとり

それは、海外ドラマや映画から学ぶことです。

海外ドラマや映画には、実践で使えるリアルな英会話のシーンやフレーズがたくさん出てきます。
例えば、英語学習の王道と言える海外ドラマ「フレンズ」には、恋愛トークなどで使える英会話フレーズがたくさん出てきます。

ドラマや映画から英語を学ぶ場合は、使えそうで好きなシーンを一部だけ抜粋して、繰り返し見ながらフレーズを暗記するのがコツです。

このとき、解説がついているものを選ぶのがベストですが、YouTubeには、海外ドラマを英語学習のために編集したコンテンツがあるのでおすすめです。

会話の切り口に役立つフレーズを学ぶ

外国人と出会うチャンスをつくって実践的に話すなら、初対面の人との会話の切り口を考えておくことです。

マナブくんマナブくん

でも、それってどうしたらいいのかな?

えいとりえいとり

初対面なのに、何の共通性もない話をしても相手は面白くないよね。
自分から質問して、相手との共通点を探して、会話をリードするのがおすすめよ。

そうすると自分が覚えた英語を積極的に使ってコミュニケーションを取ることができます。

絶対に役立つシーンごとのフレーズ集


英語学習の初心者が初対面の人と会ったときに役に立つ、丸暗記できる英会話フレーズ集を紹介します。紹介する例文は、太文字のフレーズの部分だけを暗記すればOK。

  1. 初対面の挨拶と会話で使えるフレーズ
  2. 英語の学習をするときに使えるフレーズ

初対面の挨拶と会話で使えるフレーズ

友人や知人が大勢集まるホームパーティのシーンです。マナブ君は、これから紹介する英語のフレーズを、実は丸暗記しています。

  • ストーリーについて
  • 初対面の挨拶
  • 共通点を探して話す
  • 初対面の自己紹介
  • プライベートの過ごし方について(日常の楽しみを聞く)
  • 別れの挨拶

ストーリーについて

マナブ君が友人のDavidからホームパーティに招かれてDavidの家に行きました。そこには外国人がたくさんいて、日本人はマナブ君しかいません。

そこで、マナブ君はたまたま隣にいたEmmaという女性に話しかけました。マナブ君は英語で自己紹介をしますが、そのときDavidからEmmaについて何度か話を聞いたことを思い出します。

マナブくんマナブくん

知ってるとかっこいい英語の挨拶のフレーズやおしゃれなフレーズもあるので見てみてね。

初対面の挨拶

マナブ: Hi, I’m Manabu. Nice to meet you.
(マナブです。初めまして)
Emma: I’m Emma. Nice to meet you, too.
(私はEmma。初めまして)
マナブ: Oh! I’ve heard about you from David.
(あぁ!Davidからよく聞いてるよ)

「I’ve heard about you from + 人」はよく使うフレーズです。

共通点を探して話す

Emma: Are you a friend of David?
(Davidの友達?)
マナブ:Yeah, I’m friends with David.
(うん。Davidの友達なんだ)
Emma: How did you guys meet?
(あなた達はどこで会ったの?)
マナブ: We met through a mutual friend.
(共通の友達を通して知り合ったんだ)
We had a Hanami party with some friends last year.
(昨年、花見をやってね)
He and I happened to be there. That’s how we met the first time.
(彼と僕がその場にいて、そのときが初めて出会い)

誰の友達なのかは結構聞かれます。“I’m friends with David”の「friends」に「s」がついているのは、Davidには友達が「複数」いるからです。

えいとりえいとり

mutual friendとは、共通の友達のことです。よく使う言葉なので知っていると便利です。

“How did you guys meet?”これもよく使うフレーズです。「どうしてあなた達は(お互い)知ってるの?」というニュアンスなら、”How do you guys know?”と聞きます。
guysは、「あなた達」とか「みんな」という意味の砕けた表現で、この場合は男女全てを指しています。性別は関係なく、よく使う表現です。

初対面の自己紹介

Emma: What do you do for a living?
(仕事は何してるの?)
マナブ: I’m an application engineer at ABC, and you?
(ABCでアプリの開発エンジニアをやってるんだ。Emmaは?)
Emma: I’m in advertising. I’m a salesperson.
(私は広告業界で働いてるの。営業職なんだ)

「仕事は何しているの?」はまだ知り合ったばかりの人とよく使うフレーズです。マナブ君は会社名と何の職か具体的に話しています。

一方で、Emmaは「広告業界で働いていること」と「営業」であることは伝えていますが、会社名までは伝えていません。

プライベートで知り合ったばかりの人には何をしているか具体的な「職」を言うことはあっても、会社名はあまり言わないかもしれませんよね。

えいとりえいとり

「〜業界」と伝える場合は”I’m in + 業界名”のフレーズが使えます。

ちなみに、プライベートでは仕事の話をしたくない人もいるので、初対面でいきなり仕事のことを話すとは限りません。でも、まだ知り合ったばかりの人と仕事に共通点があれば、会話が弾むきっかけにもなるので、会話の切り口として覚えておくと便利です。

プライベートの過ごし方について(日常の楽しみを聞く)

マナブ: What do you usually do for fun?
(普段の楽しみはどんなこと?)
Emma: I like doing Yoga when I have time.
(時間があるときはヨガをやってるの)
マナブ: That sounds great. I want to try it, too.
(いいね。僕もやってみたいな)
Emma: It’s so much fun. Give it a try sometime
(すごく楽しいよ。いつか試してみなよ)

もし、”What’s your hobby?”でも趣味を聞けますが、その場合は例えば毎週1回とか定期的にやっているような趣味のニュアンスになります。

“What do you do for fun”は、プライベートな時間に息抜きのためにやってる楽しみのようなニュアンスです。

別れの挨拶

マナブ: Hey, I’m going now.
(もう帰るね)
Emma: Oh, are you going now? It was nice talking to you.
(あぁ、もう行くの?お話できて良かったわ)
マナブ: Me, too. It was nice meeting you. Thanks, see you next time!
(僕も会えて嬉しかった。ありがとう。またね!)

帰り際の挨拶のフレーズはさまざまですが、“I’m going now”は、友達と会った帰り際によく使うフレンドリーな表現です。”I gotta go now”とも言えますが、これはアメリカでよく使われるもっとカジュアルな表現になります。

えいとりえいとり

ちなみに、“I’m leaving now”は、フォーマルな場でよく使います。

“It was nice talking to you”はよく使いますし、”It was nice meeting you”は、初対面の人との別れ際に必ずと言っていいほど使うフレーズです。

「またね」と言うときは”See you”と習ったかもしれませんが、実は、大人はあまり使わないんです。
大人が話すときは、「See you + 時期」で、See youの後にnext timeやlaterなどが入るのが一般的です。

英語の学習をするとき使えるフレーズ

英語を学習するのに大切なことは質問することです。英語を学ぶのに英語で質問するときに絶対使えるフレーズを紹介します。

  • 英語について質問する
  • お礼を伝える

英語について質問する

Does this sound natural?
(これは自然な表現に聞こえますか?)
Is this natural?
(これは自然な表現ですか?)
Is this correct?
(これは正確ですか?)
How do you say that?
(何て言いますか?)
What do you mean?
(どういう意味ですか?)
What does it mean?
(何ていう意味ですか?)
Sorry, come again?
(ごめんなさい。もう一度言ってもらえますか?)
Give me some tips.
(コツを教えて)

お礼を伝える

Thank you for the tips. That’s helpful.
(コツを教えてくれてありがとう。助かりました)
Thank you for the corrections.
(正しく直してくれてありがとう)
That makes sence.
(なるほど。納得)
Thank you for your explanations.
(説明してくれてありがとう)
Thank you for taking the time to talk with me.
(私のために時間を取ってくれてありがとう)

お礼はもちろんThanksだけでもOK。「アドバイスありがとう」なら”Thank you for your advice”ですが、「tips」を使うと「英語のコツを教えてくれてありがとう」といったニュアンスになります。

まとめ

あなたの仕事や状況によって応用は必要ですが、まずは、英語のフレーズをこれだけ暗記しておけば、たとえ英語学習の初心者でも、初対面の人と会ったときにコミュニケーションが取れます。ぜひ、参考にしてみてください。