「言いたいことはあるのに、英語の単語が思い出せない」
「知っているはずなのに、頭が真っ白になる」
「勉強しているのに、全然話せるようにならない」
英語を始めたばかりの人は、誰しもこの壁にぶつかります。その悩みは、あなただけじゃありません。
多くの人が「語彙力が足りないんだ。もっと英単語を覚えなきゃ」と自分を追い込んでしまいますが、実はここに大きな落とし穴があります。
英語の単語が思い出せない本当の理由は、「英単語を知らないから」ではありません。
あなたの記憶力が悪いからでもありません。
もし今、「自分は語彙不足なのか、それとも練習不足なのか分からない」と感じているなら、一度頭を整理してみてください。
「自分に何が足りないのか」を30秒でチェック
英語の単語が思い出せないのは、あなたの記憶力のせいではなく、暗記した英単語を「正解」として使おうとしているからです。
会話中、「どの単語が正しい?」「間違えたくない」と考えた瞬間、脳はフリーズします。この段階で学習方法を変えない限り、どれだけ英単語帳を増やしても、同じ壁を越えることはできません。
英語の単語が思い出せない人のために、暗記をやめた瞬間に口から言葉が出始める理由を解説します。
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独学を続けた末に待っていること
この「正解探し」の癖を放置して独学を続けると、次のようなことが起きます。
- 知っている英単語は増えるのに、会話になると毎回止まる
- 「勉強しているのに話せない」という自己否定が強くなる
- 仕事では「英語があまり話せない人」と見られやすくなる
この壁は、英単語帳をもう1冊増やしても越えられません。
英語は「正解」を出すゲームではなく、「伝える」ための道具です。
英語の単語が思い出せないと止まるより「発想転換」が大事
例えば、「冷蔵庫 (Refrigerator)」という英単語が出てこないとき、多くの人は沈黙します。しかし、発想を変えて、次のように言い換えれば会話は止まりません。
- It’s a big box in the kitchen.(キッチンにある大きな箱)
- It’s a cold box for food.(食べ物のための冷たい箱)
まるで、なぞなぞクイズのようですが、完璧でなくていいんです。遠回りしてでも伝える。
そこで、相手が’Refrigerator?’と言えば、そこで脳に「Refrigerator」が刻まれます。
一つの英単語を「正解」として思い出そうとするのではなく、発想を変えて「別の言葉で伝えること」こそが、最も効果的な英会話の上達のきっかけになるのです。
特に仕事の場では、言葉が出ないことよりも「沈黙すること」の方が評価を下げます。
“I don’t know the word exactly, but…” (英語で何て言うか正確にわからないけど)と言ってから、代わりに自分の言葉で伝えたらいいんです。
難しい英語はいらない。基本の動詞で英語は話せる
ネイティブの日常会話は、驚くほどシンプルな英単語で構成されています。
特に get / take / make / go / put / haveのような基本動詞を使いこなすだけで、日常会話の大部分は成立します。
- I got a new phone.(スマホを買った)
- I take the train.(電車に乗る)
- I made dinner.(夕飯を作った)
- I had lunch.(昼食を食べた)
- Red wine goes with cheese.(赤ワインはチーズに合う)
- Put on your coat.(コートを着て)
たった6つの動詞だけで、日常会話はどうにか話せます。
これ、本当なんです。実際に私は、この重要な中学レベルの動詞の英単語の使い回しで、英語がある程度話せるようになりました。
難しい英単語を詰め込むと、逆に選択肢が増えすぎて脳が迷います。まずは「自分の生活でよく使う言葉」だけを用意し、それを反射的に返せるか試す。この練習だけで十分です。
「一人でやっても口から出てこない」と感じる方へ
英語は、覚えるだけでは話せるようになりません。実際に話して、その場で修正される経験が必要です。おすすめはこれです。
英単語が思い出せない原因とは?インプットとアウトプットの黄金比は3:7
暗記を否定するわけではありません。ただし、英単語が思い出せない初心者の理想は「インプット:アウトプット = 3:7」の割合です。中級者以上になるとこの黄金比は1:1。英単語が思い出せない原因のヒントはここにあります。
人間の脳(記憶)には容量がある
英単語は「インプット(覚える) → アウトプット(使う) → 聞いたら真似する(インプット+アウトプット)」、この繰り返しで、記憶に定着させます。
人間の脳(記憶)には記憶容量があります。新しい情報を入れるために、使わない情報は忘れるようにできているんです。これが、英単語を思い出せない原因です。
つまり、繰り返し使っていない英単語は思い出せないのが当然で、英語は使いながら覚えていくのが鉄則。最も効率的な方法なんです。
日本語から英語に翻訳してしまう
もう一つ、日本人が英語を話せない最大の要因があります。それは、頭の中で日本語から英語に「翻訳」してしまうことにあります。
日本語と英語はそもそも住んでいる世界が違います。だから翻訳には無理があるのです。
日本語から英語に訳さないで、英語のまま引き出すには、短時間でも毎日「使う環境」が不可欠。
英語は、スポーツや楽器と同じです。本を読んでフォームを覚えても、実際に体を動かさなければ一生上達しません。楽譜をいくら読んでも、リアルな楽器に触れなければ弾けるようにはなりません。
毎日20分、英会話を継続することが英語を上達させるコツです。
👉 英語脳の作り方|大人が日本語から翻訳せず話せるようになる方法
あなたに足りないのは才能ではなく「環境」
もし今、ずっと勉強しているのに自信が持てないのなら、それは才能のせいではありません。「自分の英語が通じているのか」を判断してくれる環境がないだけです。
「通じた成功体験+プロの修正」のサイクルで英単語が脳に刻まれる
独学だけで突き進むのは、鏡を見ずにダンスの練習をするようなものです。一人では自分の間違いに気づけず、同じ場所で足踏みを続けてしまいます。
「通じた!」という成功体験と、「こう言えば自然だよ」というプロの修正。このサイクルがあって初めて、新しい知識が「生きた言葉」として脳に刻まれます。
「話す→言い換える→修正される」のサイクルがあなたを変える
ここまで読んで、「なるほど」と感じた方へ。
理解しただけでは、英語は口から出るようになりません。
英単語を知っていても実際の会話で止まる状態は、一人で勉強しているだけではほとんど変わりません。
必要なのは、「実際に話す→英単語を思い出せないなら言い換える→その場で自然な英語を教わる」。このサイクルの経験です。
この経験を一度でもすると、「英語が話せない」原因が、記憶力が悪いとか語彙不足ではなく、「環境不足」だったことに気づきます。
逆に言えば、この段階で学習方法を変えなければ、数か月後も同じところで止まったまま、同じ悩みを繰り返すでしょう。
何をやっても挫折して話せなかった私ですが、実際に変われた方法をこちらで解説しています。
👉 社会人が最短で英語を話せるようになる方法
英単語を思い出せないなら、暗記を捨てて「伝わる言葉」に変える
かつての私も、英単語が思い出せず、沈黙しては落ち込む毎日でした。
しかし、暗記を捨てて、知っている言葉で言い換えて伝える「環境」に飛び込んだことで、世界が変わりました。
英語が話せるようになったことで外資系企業に転職し、今では外資系企業でトップ(CEO)と直接やりとりするポジションを任されるまでになっています。
難しい英単語を完璧に操ることよりも、「どんな状況でも自分の言葉で伝えきる力」こそが、仕事での信頼に直結するのです。
私が英語を話せるようになるまでに、実際にやった方法はこちらに書いています。
👉 英語を話せるようになるには独学で十分?英単語も参考書も苦手な私が話せた方法と限界
最後に|「環境」に飛び込むと世界が変わる
毎日少しでも実際に話す。そして、その場でフィードバックをもらう。この積み重ねが、「英単語が出てこない」を確実に変えていきます。数か月後には、今までとは違う世界の景色が見えてきます。
ここまで読んで、まだ英単語を覚えようとしているなら、それが原因です。
もう一人で悩むのは終わりにして、あなたの英語を「自分の言葉」にできる環境へ一歩踏み出してみませんか?
「英単語が出ない」を今日から変える
独学の「暗記」から、プロとの「実践」へ。
今のあなたに必要な学習環境はどっち?
※「本当に伸びるオンライン英会話」を厳選しました。
最後まで読んで「どうすれば英単語が出るようになるのか?」と思った方へ。
👉 全体像はこちら:言葉に詰まる本当の原因と全体構造ガイド






