英語の褒め言葉はGoodやGreatとかたくさんあるけど、どの表現をどんなときに使えばいいの?違いがわからないよ。
- Good, Great, Excellentなど褒め言葉の違いを知りたい
- どんな褒め言葉の英語表現があるか知りたい
- 英語の褒め言葉の使い方を知りたい
英語には、人を褒めるためのさまざまな表現がありますが、表現が違うと意図するニュアンスも違います。また、同じ英語の単語でも、使い方や文脈で微妙にニュアンスが違うこともあります。
一般的な褒め言葉の表現には、Good/Great/Excellentなど複数の表現がありますが、これらがどう違うのか解説します。また、さまざまな英語の褒め言葉の表現を紹介します。
スポンサーリンク
褒めるレベルで違う?褒め言葉の英語表現
褒め言葉の英語表現は多数ありますが、褒め言葉の表現は褒めるレベルでも違うんです。まずは、一般的に物ごとや人を褒めるときによく使う代表的な表現6つを紹介します。褒める度合いが低いものを「レベル①」、最も度合いが高いものは「レベル⑥」で示しています。
レベル②:Nice(中程度レベルの「良い」)
レベル③:Great(中程度レベルの「とても良い」)
レベル④:Excellent(高いレベルで「素晴らしい」[成果や品質が優秀])
レベル⑤:Wonderful(高いレベルで「素晴らしい」[意見・感情として])
レベル⑥:Amazing(驚くほど「素晴らしい」)
レベル①:Good(普通に「良い」)
褒めるレベルは普通で、「良い」と言うときに使う表現です。人であれば誰から見ても良い人柄、物であれば誰が見ても品質が良いと褒めるときに使います。
not bad(悪くない)、okay(大丈夫), positive(ポジティブ)、well behaved(行儀が良い)など
日本語で「ポジティブ」というと違和感がありますが、goodよりやや強い肯定的な評価をするときに、英語でpositiveと言うことがあります。
レベル②:Nice(中程度レベルの「良い」)
やや褒めているけど、褒めるレベルは普通でニュートラル。褒め言葉のレベルとしては、「good」と「nice」の間には大きな違いはありません。
人を褒めるのにniceを使う場合は、人柄が優しいとか親切という意味で、「いい人」というニュアンスになります。
good(良い)、kind(親切)、enjoyable(楽しい)、pleasant(楽しい)、likeable(好感度がある)など
「good」と「nice」のどちらが褒めるレベルが高いかは、文脈によって異なります。一般的には、「good」はより一般的で幅広い場面で使用されます。
一方、「nice」は、より感情的な要素や人の感情を表現する場合に使用されることが多く、より親しみやすい印象を与えます。
レベル③:Great(中程度レベルの「とても良い」)
Greatはbetter than good。つまり、goodより褒めているレベルは高い表現ですが、それほど強い褒め言葉の表現ではありません。人や物など全般に使える「とても良い」や「素晴らしい」の表現です。
very good(とても良い)、 very nice(とても素敵)など
レベル④:Excellent(高いレベルで「素晴らしい」[成果や品質が優秀])
物であれば品質が高く素晴らしいと褒めるときに使います。人を褒める場合は人が持つ技能面が素晴らしいなど人の成功や優れた成果を評価するときに使います。
人の関係性としては、例えば先生が生徒を褒めるときなどに使われることが多い傾向にあります。
perfect(完璧)、very great(とても素晴らしい)、the best(最高)など
レベル⑤:Wonderful(高いレベルで「素晴らしい」[意見・感情として])
ExcellentとWonderfulの褒めるレベルは基本的に同じです。
Excellentが品質や技能面を具体的に褒めるのに対して、Wonderfulは個人の意見や感情として「素晴らしい」を表現するときに使います。褒めているレベルは高く、かなり優れていると称賛しています。
extremely pleasant(極めて楽しい)、extremely enjoyable(極めて楽しい)、likable(好感度がある)など
レベル⑥:Amazing(驚くほど「素晴らしい」)
褒めるレベルとしてはExcellentとほぼ同じですが、感情的に驚きが入っている表現で非常に高いレベルで褒めています。Amazingは動詞と形容詞で使われます。
surprise(驚く)、astonishing(驚くべき)、very impressive(非常に印象的)、excellent(優れた)など
【種類別】褒め言葉の英語表現28選と例文
褒めるときの表現は、前述で紹介した表現以外にも複数あります。一般的に褒めるときによく使われる褒め言葉の表現28選を下記の種類に分けて、英会話で役立つ例文を紹介しながら解説します。
- 普通に「いいね!」の褒め言葉
- 万能に使える「素敵」・「素晴らしい」の褒め言葉
- 服・装飾品・髪型が「似合ってる」の褒め言葉
- 技術や技能を「素晴らしい」と褒める言葉
- 「(驚くほど)すごい!」の褒め言葉
- 「マジすごい!」「超すごい!」の褒め言葉
- 「最高!」・「完璧!」の褒め言葉
- 「魅力的」の褒め言葉
- 「綺麗・美しい」の褒め言葉
普通に「いいね!」の褒め言葉
ニュートラルに「いいね」と褒めるときの褒め言葉の英語表現を3つ紹介します。
②nice
③Cool
①good
(よくできました。)
(よくやった。)
Good jobは、英語で先生が生徒を褒めるときや子供を褒めるときに使います。Good workは、ビジネスシーンで上司が部下を褒めるときによく使われます。
いずれも「よくできました」とか「よくやった」、もしくは「頑張ったね」と褒めるときに使いますが、Well doneとも言います。
(上手ね。)
You are good at thatは、前の文脈によって何が上手なのかは違ってきますが、「上手ね」と褒めるときに使えます。
ちなみに、「得意」というニュアンスでも使えますが、得意なことは第三者が評価するものなので、英語では主語が「I(私)」で”good at”を使うのは不自然です。
I’m good at that.
え〜?じゃあ、英語で「僕はそれが得意なんだ」って言いたいときはどうしたらいいの?
英語では「私」が主語のときは「〜が得意です」とは言いません。”like(好き)”を使って表現するのが一般的です。
“I like that.”って言うニャン。
②nice
(いいね。)
(彼女はいい人。)
日本人はniceを「素敵」と訳しがちですが、実は少しニュアンスが違うんです。
例えば、”She is nice”は、「彼女は素敵」とは少しニュアンスが違います。「いい人だね」と褒めている表現です。
褒めていることに違いはありませんが、英語でniceは普通に「いいね」とニュートラルに褒めるニュアンスで使われる表現で、フォーマルなシーンでもよく使われます。
③Cool
(映画の試写会のチケットが当たったんだ。一緒に行く?)
B: That’s cool!
(いいね!)
Coolは「いいね」のくだけた表現です。ちなみに、pre-screeningは「映画の試写会」です。
(彼ってイケてるよね。)
「素敵」「かっこいい」「お洒落」などの意味を含み、外見だけでなく言動も含めて褒めるときの褒め言葉で、「いいね」というときに男女問わず使えます。
万能に使える「素敵」・「素晴らしい」の褒め言葉
どのシーンでも万能に使える一般的な「素敵」や「素晴らしい」の褒め言葉の英語表現を3つ紹介します。
⑤Wonderful
⑥Excellent
④Great
(素晴らしかった。)
(あなたの笑顔は素敵。)
これは、”She has a great smile”でも同じ意味です。
”have”と”have got”は同じ意味で、いずれも現在形の状態を表します。
“have got”はイギリス人はよく口語で一般的に使う表現で、所有や存在を強調するために使用される言い回しです。
しかし、アメリカ人に使うと伝わらないことがあります。アメリカ人はシンプルにhaveだけで表現します。
笑顔を褒める場合は容姿でもありますが、内面的な要素が表情に出ている部分もあるので、容姿と内面の両方を褒めていると言えます。
(その洋服はよく似合ってる。)
(白がよく似合って素敵。)
(ショートヘアが[似合って]素敵。)
“You look great”を直訳すると「素晴らしく見える」ですが、実は”You look great”は「元気そうね」という意味なんです。
「You look great with+髪型や服装」、「You look great in+カラー」など、前置詞が具体的な物に付くと「いい感じ」とか「似合ってる」というニュアンスになります。
in+カラーで「そのカラーがよく似合っている」ことを表します。
“You look great in” は、カラーだけでなく、他の要素にも使うことができます。
例えば、服装、アクセサリー、あるいは特定の状況や背景に対してです。
(そのイヤリングよく似合ってるね。)
(この写真のあなたは素敵に見えるわ。)
髪型や服装などを褒めるときはwithを使って”You look great with〜”で表現します。
(笑顔が素敵ですね。)
(その眼鏡、似合ってるね。)
(日焼けがよく似合ってるね。)
⑤Wonderful
(彼は素晴らしい。)
wonderful=extremely goodで極めて良い状態。喜びを与えられて感動したときなどの感情を表します。
wonderfulは一般的に性格と容姿の全てを含めて総合的に「素敵」とか「素晴らしい」と言うときの表現です。
⑥Excellent
(このレストランは料理が美味しいことで知られている。)
前述の通り、Excellentは品質や技能面を具体的に「(卓越して)素晴らしい」と褒めるときに使う表現で、料理などを褒めるときにも使われます。
cuisineは、特定の国や地域ならではの特別な料理のことで、高級料理を示すときによく使われる単語です。
「主語+is famous for its〜」は、「(主語)は〜で有名です」のお決まりフレーズです。
服・装飾品・髪型が「似合ってる」ときの褒め言葉
greatを使った「似合ってる」の表現はすでに紹介しましたが、その他の「似合ってる」の褒め言葉の表現を紹介します。
⑧look good on +人
⑦I like + 物
(君のヘアスタイルは素敵だね。)
(そのドレスよく似合ってて素敵!)
「素敵だね」と褒めるときはI likeやI loveを使っても表現できます。
ファッションや髪型など外見的な要素ではなく、装飾品などがよく似合っていて「素敵」と褒めるときによく使う英語表現です。
⑧look good on +人
(そのドレスは君によく似合ってる。)
「look good on + 人」は、人が着ているものや身に付けているものが似合っている時に使うフレーズです。
You look good in that dressと言っても同じ意味で、どちらも英語ネイティブが使う自然な表現になりますが、That dress looks on youの方がよく使われます。
技術や技能を「素晴らしい」と褒める言葉
物の技術や人の技能が「素晴らしい」ときの褒め言葉の英語表現を3つ紹介します。
⑩Splendid
⑪Brilliant
⑨Amazing
(あの演奏は[驚くほど]素晴らしかった。)
驚きの感情を含んで「素晴らしい」というときの表現です。人と物の両方に使えますが、技能や技術、行動などに感動したときに表現します。
ちなみに、”a” および “an” は冠詞(articles)と呼ばれます。
“a” は単数形の子音で始まる名詞の前に使われます。一方で、”an”は同じく単数形ですが「母音」で始まる名詞の前に使われます。
“amazing”は母音で始まる単語、かつperformanceを修飾する形容詞で、名詞の一部として使われているので”an” が使われます。
⑩Splendid
(彼は最後までみごとだった。)
技能的に優秀で感動的に素晴らしいことを表現しますが、視覚的な要素が強く、人や物・事柄・自然の美しさを素晴らしいと英語で表現するときなど、幅広く使えます。
amazingとの違いは、驚きの感情だけではなく「輝かしい[栄光]」という意味を含んでいて、優秀であることを強調しています。
⑪Brilliant
(そのアイデアは[輝かしく]素晴らしい。)
すごく知的で輝かしい技能的なスキルを「素晴らしい」と言うときの表現。splendidと比較すると知的な要素が強い場合に使います。
「(驚くほど)すごい!」の褒め言葉
人の技能や行動が卓越していて「驚くほどすごい」ときの褒め言葉の英語表現を3つ紹介します。
⑬Incredible!
⑭Marvelous
⑫Impressive
(彼の英語の能力は本当に印象的で素晴らしい)
何かが他人や状況に好ましい印象を与え、感心したときや、それが期待以上のものであるときに、驚きの感情を含んで「素晴らしい」とか「すごい」というときの表現です。
人と物の両方に使えますが、人の場合は技能や技術、行動などに感動したときに表現します。
一方で、物の場合は素晴らしい印象的な景色を見たときにも使うことがあります。
⑬Incredible
(あの映画は信じられないほど素晴らしかった!)
Incredibleは単語一つでもよく表現されますが、「信じられないほど素晴らしい」の意味です。驚きや興奮の感情を表すときに使われます。
⑭Marvelous
(昨日、ありえないほど素敵なパーティに行った。)
marvelousはアメリカ英語です。イギリス英語ではmarvellousでスペルが違います。どちらの国でも使われますが、イギリス人がよく使う表現です。
ありえないくらい素晴らしいとか、思いがけないことが起こって驚きの感情を交えて褒めたたえるときに使います。
「マジすごい!」「超すごい!」の褒め言葉
褒め言葉で英語ネイティブがよく使う英語のスラングを2つ紹介します。
⑯Super
⑮Awesome
(マジですごい!)
awesomeは割と若い世代が使う「最高」とか「マジですごい」というカジュアルな褒め言葉の英語のスラングで、主にアメリカで使われる英語です。
「最高に素晴らしい」を英語で表現するときに使うスラングですが、日本語で言うと「ヤバイ!」に近い表現でもあります。フォーマルなシーンでは使わないので注意しましょう。
⑯Super
(超楽しかった!)
Excellent(素晴らしい)とほとんど同じ意味ではありますが、「超越して素晴らしい」という意味で「超◯◯」のニュアンスで使うスラングです。
もっと素晴らしいときは「superb」と表現することもあります。
「最高!」・「完璧!」の褒め言葉
「最高!」や「完璧!」と感じるときの褒め言葉の英語表現を2つ紹介します。
⑱Perfect
⑰Fantastic
(すごく素敵な時間だった。)
fantastic=extremely goodで「大変良い」「すごく良い」という意味です。
fabulousと意味はほとんど同じですが、文学的にはfantasticはfantasy(空想)と関係がある表現として使われ、fabulousは寓話の物語の中で使われていた表現のようです。
現代では、文学的な使い方とは関係なくどちらも「すごく良い」とか「すごく素敵」という英語のニュアンスで使われます。
⑱Perfect
(あなた達はお似合いね。)
完璧さを表すときに「Perfect!」と単語一言で表現することもありますが、perfect matchは「完璧に合っている」の意味で、この場合は恋人同士が「お似合いカップル」であることを示す褒め言葉の英語表現です。
「魅力的」の褒め言葉
人を「魅力的」に感じるときの褒め言葉の英語表現を5つ紹介します。人の魅力を褒めるときは、内面を褒めているのか外見を褒めているのか、もしくは両方を褒める表現なのかで使う表現に違いがあることに注目してみましょう。
⑳Attractive
㉑Fascinating
㉒Lovely
㉓Charming
⑲Cute
(彼はイケメンだね。)
(彼女は可愛い。)
cuteは「可愛い」という意味で使いますが、女性だけでなく男性にもcuteは使われます。
男性の場合、「イケメン」とか軽いニュアンスで「色っぽい」というときにもcuteが使われることがあります。
⑳Attractive
(彼女は魅力的。)
外面的にも内面的にも両方の魅力があって惹かれることを表現するときに使います。物と人の両方に使えますが、人に対して使う場合は、視覚的な要素が強い傾向にあるとも言えます。
㉑Fascinating
(彼女は魅力的。)
(この映画は面白くてハマった。)
すごく興味深く目が離せない魅力があって引きつけられるときに使う表現です。
行動や話が面白くて引きつけられたり、のめり込んだりしたときなどに使いますが、物と人の両方に使えます。
例えば、映画がすごく面白くてのめり込んでしまったときに”This movie is fascinating“と言います。
attractiveとfascinatingには、微妙な違いがあります。
fascinatingは、人々の興味を引き、驚かせたり、考えさせたりする要素に対して使用されます。
例えば、不思議な事実、複雑なトピック、奇抜なアイデアなど、知識や好奇心に訴える要素を強調します。
(古代文明の歴史は魅力的です。)
一方、attractiveは、感情や感覚に訴える要素の魅力を強調します。一般的に、人々の注意を引く要素に対して使用されます。
例えば、美しい景色、魅力的な人物(外見・性格)、魅力的な提案などがattractiveと表現されることがあります。
(彼女の笑顔は魅力的です。)
つまり、attractiveとfascinatingの違いは、興味と感情のどちらにフォーカスしているかによります。
fascinatingは知的な関心や好奇心を引き、驚きや考えを刺激する要素を強調します。
attractiveは感情的な魅力や引きつける要素を強調します。
㉒Lovely
(彼女は愛らしく可愛い。)
礼儀正しく愛嬌があることを表現し、愛らしさを強く感じるときに使う表現です。人だけではなく物・事柄・天気などを「素敵」と言うときの英語表現にも使えます。
人の愛らしさだけではなく、人や物・事柄の心地よい感じや好感を引き起こすことを強調する際にも使用されます。
㉓Charming
(彼って[愛想が良くて]魅力的。)
行動や言葉で異性を嬉しくさせたり、楽しませたりしてアピールするのがうまいタイプの異性の魅力を表現します。
日本語の「チャーミング」は愛らしい雰囲気や愛嬌があることを表しますが、英語では微妙にニュアンスが違います。
どちらかというと「愛想」と言った方が適切で、charmingには外面的な要素は含まれていません。
「綺麗・美しい」の褒め言葉
人や物を「綺麗」とか「美しい」と感じたときの褒め言葉の英語表現を5つ紹介します。
㉕Fabulous
㉖Gorgeous
㉗Stunning
㉘Breathtaking
㉔Beautiful
(彼女は美しい。)
beautifulは主に容姿を褒めていますが、服装などではなく肉体的な要素そのものである資質を褒めています。また、礼儀正しい振る舞いなどの内的要素も含んでいます。
㉕Fabulous
(そのドレスとっても綺麗!)
fabulousはグラマラスという意味を含み、派手な美しさを表現します。また、信じられない驚く事柄や伝説などのストーリーに感嘆するときにも使います。
㉖Gorgeous
(彼女はとても美しくて魅力的。)
「gorgeous=very beautiful」とも言えますが、gorgeousの場合は服装のセンスなども含めた外見の魅力を褒めるときに使います。
㉗Stunning
(あなたは美しい。)
外見的な要素に対して「美しい」とか「素晴らしい」という意味で使われることが多い傾向がありますが、内面的な才能やスキルに対して褒めるときに使うこともあります。
㉘Breathtaking
(あなたは息をのむほど素晴らしい。)
相手を称賛し、ポジティブな感情や驚きを表現する際に使われる表現です。
例えば、才能ある演技、驚くべき業績、人だけではなく美しい景色など、あらゆる肯定的な状況で使われます。
一般的には、特別な瞬間や感動的な出来事に対して使われることが多い傾向にあります。
【ビジネス編】目上の人に「すごいですね」と褒めるときの表現は?
職場とかで、日本では上司に会話の中で「すごいですね〜」と褒め言葉を使うことがよくあるけど、英語圏の国ではどうなの? “You are great”とか言ったら失礼?
日本の社交辞令の文化でよく言う「すごいですね」は英語でも使われるのか、ビジネスシーンでの「すごいですね」の表現と使い方を次に詳しく解説します。
- “You are great”は失礼?
- フォーマルな場面で目上の人を褒めるときの表現
“You are great”は失礼?
正直、 日本人がよく使う社交辞令の「すごいですね〜」は英語圏の国の人達はあまり使うことはないの。
では、社交辞令ではなく普通に「すごいですね」と言いたいときに、”You are great”と上司に言うと失礼なのかというと、そんなことはありません。上司や目上の人に対しても”You are great”と褒めるのは一般的ではあります。
例えば、上司のプレゼンテーションを素晴らしかったと伝えたいとき、下記のように言っても間違いではありません。
(あなたのプレゼンは素晴らしかったです。)
しかし、フォーマルな場面では、もっと別の表現の方が好ましい場合もあります。日本語の敬語の概念とは異なりますが、人を尊敬する気持ちや丁寧な表現は英語にも存在します。
フォーマルな場面で目上の人を褒めるときの表現
英語で褒める場合は、敬語というより、強調された形容詞を使用すると失礼な印象を受けません。さらに感謝の気持ちや感想を伝えるのが重要なポイントです。
(素晴らしいプレゼンに感謝しています。)
また、一般的には下記の例のように、具体的な状況や業務について褒めることが多い傾向にあります。
(マーケティング におけるあなたの専門知識は本当に感謝しています。)
英語では、日本語のような社交辞令の過剰な褒め言葉を使うのではなく、自然な形で具体的な業務や結果を述べて称賛の気持ちを伝えることをおすすめします。
まとめ
日本語訳でたとえ「すごい!」とひとつの言葉として訳される英単語でも、実はその英単語の中に、褒める感情のレベルなどが明確に定義づけられています。英語はどの単語を使うかで明確にそのレベルを知ることができます。褒め言葉の表現はまだ他にもありますが、日常会話やビジネスシーンでもよく使う役立つ表現を紹介しました。ぜひ、参考にしてみてください。