「海外」は英語で?abroad・overseas・foreignの品詞による違いと正しい使い分け【失敗談】

まず、「abroad / overseas / foreign」の正しい使い分けを品詞で解説します。

【結論】「海外」の使い分けは「品詞」で決まる!

  • abroad:副詞(動詞を修飾)→ live abroad
  • overseas:形容詞 or 副詞(名詞・動詞を修飾)→ overseas office
  • foreign:名詞句(「外国」という場所)→ foreign countries

oversea(sなし)は、現代の日常会話では使いません。

「abroad / overseas / foreign 」の正しい使い分けについては、まずは品詞の理解が必要です。簡単に言うと、「海外」が名詞を修飾する形容詞ならforeign/overseas、動詞を修飾する副詞ならabroadと覚えておけば間違いありません。

とは言え、この「品詞」を理解することは簡単じゃないですよね。これから詳しく解説しますが、まず、私の失敗談をお話させてください。

多国籍チームの職場で働く私は、「外国人」という言葉は排他的だと感じ、代わりにある表現を使っていました。それは、「People from oversea」

ある日、職場で「ネイティブが使わない英語」が話題になっていました。その中で、同僚が使わない英語の例として「oversea」と言ったのです。

えいとりえいとり

はぅっ!まさにそれ、私使ってる…。

失敗の原因は、「oversea(sなし)は使わない」ということ。そして使い分けには「品詞のルール」があるということだったのです。

単語 / 品詞 使い方・具体例
abroad
副詞
live abroad
study abroad
overseas
形容詞 / 副詞
overseas office
work overseas(※)
foreign countries
名詞句
do business with foreign countries
⚠️ 注意ポイント
abroadは名詞ではないため go to abroad はNG。 go abroad が正解。
💡 補足:「overseas work」は不自然?

「海外の仕事」を直訳して overseas work と言うと、英語では少し抽象的で不自然に聞こえます。
「海外で働いている」と言いたいなら、動詞を使って work overseas と表現するのが一番自然。
「海外事業」と言いたい場合は、overseas businessoverseas project のように具体的な名詞を使いましょう。

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1. 「海外」を英語で「oversea」と言わない理由

海外の地図

私が失敗した最大の原因は、「overseas」を「oversea」と言っていたことでした。なんと、「oversea / overseas」は場所を指す名詞ではなかったのです。

1-1.「oversea」は現代英語では使わない

現代の一般的な会話で「sなし」の oversea を使うことはありません。理由は、それが非常に古風で詩的な表現になってしまったからです。ネイティブは 100% overseas を使います。

1-2. 「overseas」の語源と定着

「overseas」の末尾の「s」は方向や場所を示す「接尾辞」の名残です。always(いつも)などと同じ仲間。現在は「overseas」が標準的な形として定着しています。

1-3.「People from overseas」ならOK!

「overseas」は副詞ですが、「from」と組み合わせることで「海外から来た人々」という名詞句として機能します。

  • ❌ 失敗例:People from oversea
  • ✅ 正しい表現:People from overseas / People from abroad

2.「abroad」 V.S 「overseas」:使い分けのルール

地球儀

日常会話で汎用的に使えるのは abroad です。一方、overseas は「海を越える」イメージが強く、ビジネスシーンで好まれます。

2-1. foreign と overseas の決定的な違い

  • foreign:国籍・出自が「外」であること(foreign company)
  • overseas:場所・地理的に「海を越えた先」(overseas office)

foreign は foreign policy(外交政策)や foreign language(外国語)など、「国やシステム」としての「外」を指す際に使います。

2-2. 形容詞として使えるかどうかの差

overseas は名詞を直接修飾できますが、abroad はできません。

  • ✅ overseas market(海外市場)
  • ❌ abroad market

3. 知っておきたい「海外」を表す英語表現まとめ

トラベル

3-1. 移動・訪問・滞在を表すとき

  • Go abroad / Go overseas (海外へ行く)
  • Live abroad / Live overseas (海外に住む)
  • People from abroad (海外からの人)

3-2. ビジネスや貿易の文脈

  • Overseas business (海外事業)
  • Overseas branch (海外支店)
  • Foreign countries (外国という場所そのもの)

まとめ

日本語では一言で表現できる言葉でも、英語では複数の単語があり使い分けが必要です。overseas、aborad、foreign countriesの違いが理解できたら、次はぜひ実践で使ってみてください。

えいとりえいとり

もし、英語フレーズを暗記してるのに「言葉が出てこない」、「自然に会話できない」とお悩みであれば、その原因と解決策もまとめているので、こちらの記事も読んでみてね。

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