英語を勉強しているのに話せない人が最初に間違える3つのこと|初心者が伸びない本当の原因

「これだけ単語を覚えて、高額なアプリも毎日欠かさずやっている。中学レベルの英文法なら、ペーパーテストで満点を取れる自信もある。

それなのに、いざ目の前に外国人を前にすると、言葉が固まって、一言も出てこない……」

そんな、出口の見えないトンネルの中にいるような感覚を抱えていませんか?実は、英会話の初心者が「勉強しているのに話せない」と壁にぶつかるのは、あなたの努力が足りないからでも、言語的な才能がないからでもありません。ましてや、暗記した単語数が足りないせいでもありません。

話せない原因は、もっと根本的なところにあります。それは、学習の「方向」と「環境」の組み合わせが、初心者の脳の仕組みと噛み合っていないだけなのです。

今回は、多くの真面目な学習者が無意識のうちにハマってしまう「3つの致命的な間違い」を、心理的な側面と実践的な側面から徹底的に掘り下げていきます。

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間違い1:完璧な「準備」ができるまで、正解の確認を後回しにしている

日本人の英語学習者に最も多いのが、この「完璧主義」の問題です。

「もっと語彙を増やしてから」「構文を完璧に使いこなせるようになってからでないと、英会話レッスンを受けるのは失礼だ」と考えて、ひたすら机に向かって一人で勉強し続けようとします。

しかし、英会話は知識を増やすだけでは身につきません。
実際の会話では、考える前に口が動く「反射」に近い状態が求められます。

テキストを読んで理解するのは「静的な知識」であり、会話で必要なのは、相手の言葉に即座に反応する「動的なスキル」です。

一人で勉強し続けている間、あなたの脳は「正解を出すまでに時間をかけていい」という、会話とは真逆の回路を強化してしまっています。

さらに深刻なのは、一人で勉強している間、自分の英語に対する「客観的なフィードバック」がゼロだということ。

自分の英語が正しいのか、実は変な癖がついていないのかを確認するプロセスがないため、実践的の場で脳がフリーズしてしまうのです。

この「確認の遅れ」こそが、話せない期間を長引かせる最大の原因です。

間違い2:アウトプットの「量」さえ増やせば、いつか壁を越えられると思っている

「習うより慣れろ」という言葉を信じて、とにかく毎日誰かと話す時間だけを確保しようとする人もいます。現に私もそうでした。

しかし、ここには中級者へのステップアップを阻む大きな落とし穴があります。初心者の段階で、フィードバック(修正)を伴わない「量」の追求は、実は非常に危険です。

なぜなら、初心者の脳は「伝わればいい」という一心で、文法的に崩壊した英語や、非常に不自然なカタカナ英語を編み出してしまうからです。相手が優しい講師であれば、あなたの意図を汲み取って笑顔で頷いてくれるでしょう。

しかし、その「修正されない成功体験」が積み重なると、脳は「このデタラメな英語が正解なんだ」と学習してしまいます。

これを「化石化」と呼び、一度染み付いてしまった悪い癖を後から直すには、最初から学ぶ時の数倍の労力が必要になります。

初心者に必要なのは、無闇な量ではありません。1回のレッスンで1文だけでいい。「昨日は何を食べたの?」という質問に対し、”I ate pasta.” と自信を持って、正しい発音と正しい時制で言えた。

そして講師が “Great! I love pasta too.” と返してくれた。この「短いけれど、100%正しい英語で伝わった」という、裏付けのある成功体験こそが、話せない恐怖を打ち消す唯一の薬になります。

量に逃げる前に、この「質の確認」ができているか、自問自答してみてください。

間違い3:「通じた=自分の英語は正しい」と、暗黙のうちに満足してしまう

初心者のうちは、英語が通じること自体が奇跡のように感じられるものです。単語を並べ、身振り手振りで必死に伝えた意図を、講師が理解してくれたとき、大きな達成感に包まれるでしょう。

もちろん、その喜びは大切です。しかし、そこで思考を止めてしまうのが、3つ目の間違いです。

オンライン英会話の講師は、何千人もの日本人初心者を相手にしてきたプロです。彼らは日本人が使いがちな「間違ったパターン」に慣れきっています。

つまり、あなたの英語が正しいから通じているのではなく、相手の「推測能力」によって会話が成立している場合が多々あります。

この「甘い環境」に浸かりすぎると、いざ仕事や旅行で「プロではないネイティブ」と話したときに、全く通じないという現実に直面します。私も海外旅行中にこれまで何度あったことか。

「通じているけど、実はもっと自然な言い方があるのではないか?」
「この表現は、教養のある大人の英語としてどう響いているのか?」

という、一歩踏み込んだ確認を最初から習慣化できているかどうかが、1年後のあなたを「ペラペラな人」にするか、「ずっと片言の人」にするかの分かれ道になります。

初心者が最短で「言葉の詰まり」を解消するための、確実な戦略

英語を勉強しているのに話せない。そのもどかしさは、新しい単語を覚えることで解決するものではありません。

今のあなたが持っている「眠っている知識」を、実際に使える「生きた言葉」へと変換する作業が必要です。

そして、その変換作業には、あなたの発した英語に対して、リアルタイムで

「その方向で合っているよ」
「ここはこうしたほうがもっと伝わるよ」

と、進むべき道を照らしてくれる伴走者が不可欠です。

まずは、画面の向こう側のプロに、あなたの「不完全な英語」を晒してみてください。恥をかくことを恐れず、むしろ「恥をかいて、その場で修正してもらうこと」をレッスンの目的にするのです。

完璧に話そうとする自分を一度捨て、プロのフィードバックという「答え合わせ」を通じて、一つずつ正解のブロックを積み上げていくこと。

その地道に見えるプロセスこそが、実は「話せない」状態から脱却するための、最も速く、最も確実な最短ルートなのです。

一人で悩む時間は、もう終わりにしませんか?
プロの助けを借りて、あなたの英語を基礎から整えましょう。

※ 英会話は「暗記」ではなく「確認」のスポーツです。
※ 間違った癖がつく前に、正しいフィードバックを受けられる環境を選んでください。


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