英語で話していて、相手はちゃんと反応してくれる。笑ってくれるし、返事も返ってくる。会話自体は成立している。
それなのに、なぜかずっと不安が消えない。
「今の言い方、変じゃなかったかな」「失礼なニュアンスになってなかった?」「本当に、意図通りに伝わってた?」
周りは笑っているけれど、自分だけが心の中で「一人反省会」をしているような孤独な感覚。会話が終わった後も、頭の中で何度も自分の発言を再生しては、モヤモヤしてしまう……。
もしあなたが今、この感覚を持っているなら、それはとても自然な状態です。そして、はっきり言います。それは、あなたの英語力が低いからでも、性格のせいでもありません。
英語を話そうとして言葉に詰まるのは、才能がないからではありません。実は「準備のやり方」を少し変えるだけで、その恐怖心は消し去ることができます。初心者が一歩踏み出すために、まず知っておくべき「失敗しない心の整え方」をお伝えします。
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「通じている = 安心できる」わけではない理由
多くの人は、「通じているなら問題ない」「会話ができているなら大丈夫」と考えます。しかし実際には、コミュニケーションは取れているのに、心の底から自信を持てない人が非常に多いのです。なぜ、いつまで経っても不安が消えないのでしょうか?
原因1:周りが「直してくれない」優しさの罪
英語が通じている場面で不安が消えない最大の理由、それは周りの人があなたの英語をほとんど直してくれないからです。
外国人の同僚や友人は、基本的に「意味が分かればスルー」します。これは彼らの配慮であり、優しさです。
しかし学習を学んでいる側からすると、「伝わったけれど、正解だったのかは不明」という状態が何年も続くことになります。この「修正されない放置」が、「上達してない」と根拠のない自信喪失を招いているのです。
原因2:脳内での「検閲(チェック)」が止まらない
会話中、無意識にこんな処理をしていませんか?
「相手の話を聞きながら、次に自分が言う英語を頭の中で組み立てて、文法ミスや失礼がないか検閲している」
これは脳内に「翻訳思考」の癖が残っているサインです。自分自身の英語を信じ切れていないため、話しながら不安になり、話した後に後悔するループから抜け出せなくなっています。
この「脳内検閲」がある限り、どれだけ話しても不安が消えることはありません。
原因3:「通じる英語」と「自然な英語」のギャップ
英語には「意味が伝わるレベル」と「ネイティブが自然に使うレベル」の2つがあります。
あなたの英語は、すでに前者に到達しているのではないでしょうか。
でも、あなたが本当に求めているのは「不自然じゃなかったか」という確信のはず。
ここを修正・確認するプロセスがない限り、不安の正体は消えません。
「慣れ」だけでは、この不安は解決しない
「習うより慣れろ」、「数をこなせばそのうち自信がつくよ」とよく言われます。
しかし、間違いを確認できず、どこがズレているか分からないまま何百回話しても、不安は消えません。
これは経験不足ではなく、「間違いを指摘・修正してもらうこと(Correction)の欠如」という構造の問題なのです。
不安が消えるのは、英語が完璧になったときではありません。
「今の言い方は、ここが不自然ですよ」「こう言うともっと自然です」とその場で教えてもらい、腑に落ちたとき。その成功体験の積み重ねだけが、揺るぎない自信と確かな英語力を育てます。
【重要】「通じているのに不安」から抜け出すために
フレーズは知っている。会話も一応できる。でも自信がない。そう感じているあなたは、もう次の段階(ステージ)にいます。
次に必要なのは、新しい表現を暗記することではなく、「安心して間違えて、その場で直してもらえる環境」です。
もし、英語は通じているのに、
「この言い方で失礼じゃないだろうか」
「仕事で信用を落としていないだろうか」
そんな不安が消えないなら、それは知識不足ではなく、自分の英語を客観的に確認できていないことが原因かもしれません。
なぜ多くの人がここで止まってしまうのか。そして、どうすれば「根拠のある自信」を持てるようになるのか。
私自身、「話せるのに上達しない」状態から抜け出せなくて長年悩みました。私が大きく変わったのは、Correctionを受けられる環境に入ってからでした。
では、なぜ独学ではこの壁を越えられないのか。
そして、私が実際に何を変えたのかを、次の記事で詳しく書いています。
私自身、長年この不安を抱えてきました。仕事で会話は成立している。でも、誰も直してくれないから「今のままでいいのか」がずっと分からない……。しかし、「通じる英語」と「安心できる英語」は別物だと気づいた時から、景色が変わりました。
不安を消す唯一の方法は、あなたが「修正される経験」を積むことです。その感覚に気づけたあなたは、もう一歩先へ進んでいます。次は、正しく間違えられる場所を選んでみませんか?






