外国人と英語で話す機会はある。仕事でも、日常でも、雑談もしている。
それなのに、
- 何年経っても同じミスを繰り返している
- 表現がどこか不自然なままで、洗練されない
- 「慣れた」感覚はあるけれど「上達した実感」が全くない
もし、あなたが今こう感じているなら、それはあなたの努力が足りないからではありません。原因はもっとシンプルで、構造的なものです。
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結論:外国人と話しているだけでは、英語は「直らない」
まず、はっきり言います。外国人と話しているだけでは、英語はほとんど直りません。
これは意外かもしれませんが、英語学習における「最大の落とし穴」の一つです。
なぜなら、普通の会話環境は、英語を上達させるための「間違いを指摘・修正してもらうこと(Correction)」が起こりにくい構造になっているからです。
理由1:相手の目的は「会話」であって「教育」ではない
外国人の同僚や友人は、あなたの先生ではありません。彼らの目的はあくまで「情報を共有する」「仕事を進める」ことです。
文法が多少おかしくても、意味さえ通じれば会話を止めません。これはあなたへの配慮ですが、学習者にとっては「変な英語がそのまま放置される」というリスクになります。
理由2:「止めて直す」は、マナー違反になりやすい
ネイティブの多くは、「会話を遮ってまで訂正するのは失礼だ」と考えています。そのため、あなたの英語に不自然なズレがあっても、あえて何も言いません。
結果として、ミスがそのまま固定化されてしまい、自分では気づけないまま同じ間違いを何年も使い続けることになります。
理由3:「通じる英語」で満足されてしまう
英語には「意味が伝わる英語」と「自然で洗練された英語」の2段階があります。
外国人との会話では、ほとんどの場合、前者で十分と判断されます。だから、わざわざ「もっとこう言ったほうが自然だよ」とは教えてくれません。
これでは、いつまで経っても「こなれた英語」には到達できないのです。
外資系のリアル:仕事ができても「英語」で評価が下がる
実は、私が一番困ったのは、実際に仕事を始めてからでした。
いくら仕事で成果を上げても、外資系の会社では「適切に修正された、知的な英語」を話せなければ、プロフェッショナルとしての評価は低くなってしまいます。
言葉が雑なままでは、どれだけ実績があっても「信頼して大きな仕事を任せられる人物」とは見なされないのです。
私自身、長年外国人と仕事をしてきましたが、英語はどこか雑なままでした。理由は簡単です。周囲の同僚は誰も私の英語を直してくれなかったからです。
同じ言い回しを繰り返し、言いたいことも言えず、自信が増えないまま、キャリアへの不安だけが残る……。そんな状態が何年も続きました。
「慣れた英語」と「直された英語」は別物です。そして、ビジネスの現場で求められるのは後者なのです。
【重要】「話しているのに上達しない」から抜け出すために
もし今あなたが、「英語は通じるけれど、ずっと同じレベルで停滞している」と感じているなら、それは次の段階(ステージ)に来たサインです。
次に必要なのは、たくさん話すことではなく、「もっと自然に言うならこうだよ」と代替案を出してくれる環境です。
もし、「意味は分かっている」「会話も止まらない」それなのに「英語が洗練されていかない」と感じているなら、それは知識不足ではなく、「修正されない環境」が原因かもしれません。
私自身、「話せるのに上達しない」状態から抜け出せたのは、体当たりで話しながら、その場でCorrectionを受けられる環境に入ってからでした。
では、なぜ独学ではこの壁を越えられないのか。
そして、私が実際に何を変えたのかを、次の記事で詳しく書いています。
英語が本当に直る環境には、共通点があります。それは「会話の楽しさ」よりも「修正の正確さ」が優先される場所であること。外国人とただ話しているだけでは、この条件は満たされません。
ここに気づけた時から、あなたの英語は単なる「慣れ」から、一生モノの「スキル」へと変わり始めます。次は、正しく間違えられる場所を選んでみませんか?






