キャンプで役立つ英語フレーズ&用語集!実践キャンプ英会話

日本語の「キャンプ」で使う道具のほとんどは、英語でもそのまま、あるいはシンプルな単語で通じます。しかし、ネイティブがよく使う表現や、道具によっては独特な言い方をするものもあります。この記事では、キャンプを最大限に楽しむためのお役立ち必須用語と、キャンプシーンの英会話で使える英語フレーズを紹介します。

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1. キャンプ用語:道具と場所の英語表現

キャンプ場で焚き火を囲むテントと椅子

まず、キャンプで欠かせない道具や場所の英語表現を紹介します。これらの基本的な単語を覚えておくだけで、現地のキャンプ場スタッフや外国のキャンパーとのコミュニケーションがスムーズになります。

キャンプ必須アイテムの英語表現
日本語 英語(ネイティブの表現) 補足
キャンプ場 Campsite/Campground “Site”(場所)または “Ground”(敷地)を付けるのが一般的です。
テント Tent そのまま通じる単語です。
焚火 Campfire / Bonfire Campfireは小さな火。Bonfireはイベントなどで使う大きな火を指すことが多いです。
Firewood 「火の木」というイメージです。一本の薪はlogとも言います。
Charcoal バーベキューなどでも使われる単語です。
寝袋 Sleeping bag
寝具マット Sleeping pad / Mat
クーラーボックス Cooler / Cooler box Coolerだけで通じます。
懐中電灯 Flashlight(米) / Torch(英) 使用地域によって呼び方が異なります。
キャンピングカー RV (Recreational Vehicle) / Camper RVはレクリエーショナル・ビークルの略です。
アウトドア用品 Camping gear / Outdoor equipment Gearを使うと、専門的なニュアンスが出ます。
これらの基本的な単語を覚えておくだけで、現地のキャンプ場スタッフや外国のキャンパーとのコミュニケーションがスムーズになります。

2. ネイティブがよく使うキャンプ英語フレーズ集

キャンプ料理と焚き火

道具の名前だけでなく、実際にキャンプシーンの英会話で使える英語フレーズを知っておくと、キャンプの体験がより豊かになります。 特に「Go camping」(キャンプに行く)というフレーズは、キャンプの話をする上で最も使われる重要な表現です。ここからは、キャンプのシチュエーション別に役立つ、実用的な英語フレーズを紹介します。

2-1. キャンプの計画と準備に関する英語フレーズ

キャンプの楽しみは計画段階から始まります。持ち物や日程の確認など、出発前に使えるフレーズです。

英語フレーズ 日本語訳 解説
Are we going camping this weekend? 今週末、キャンプに行くの? go camping は「キャンプに行く」という動作を表すお決まりのフレーズです。
I need to buy some firewood. 薪をいくつか買わなきゃ。
Did you pack the cooler? クーラーボックスは詰めた? pack」は「荷物を詰める」と言うときに使う単語です。
Let’s check the weather forecast for the camping trip. キャンプ旅行の天気予報をチェックしよう。
pack(荷物を詰める)やbuy(買う)など、日常でも使う動詞とキャンプ用語を組み合わせるのがポイントです。

2-2. キャンプ現地での設営・行動に関する英語フレーズ

キャンプ場に着いたら、いよいよ設営開始です。協力し合いながら作業を進める際に役立つキャンプ英語フレーズをチェックしましょう。

英語フレーズ 日本語訳 詳細解説
Where should we pitch the tent? どこにテントを張るべき? 「pitch」または「set up」は「テントを張る」という意味で、設営時によく使う動詞です。
Can you help me set up the camp stove? キャンプ用コンロの設置を手伝ってくれる? コンロは一般的に「stove」と言います。「set up」は「設置する、組み立てる」の意味です。
The campfire is getting low. We need more logs. 焚火が弱くなってきたね。もっと薪 (log) が必要だ。 「log」は一本の薪を指します。「getting low」は火力が弱まっている状態を表します。
Don’t forget the insect repellent! 虫よけを忘れないでね! 虫よけ(スプレーなど)は「insect repellent」と言い、夏のキャンプでは必須の単語です。
Let’s start the bonfire. 焚火をつけよう/始めよう。 「Campfire」よりも規模の大きな火を指す「bonfire」を使っています。
「pitch」(テントを張る)や「set up」(設置する)は、設営時によく使う動詞です。これらの動詞を覚えておくと、設営の指示や依頼がスムーズになります。

2-3. キャンプの持ち物・忘れ物に関する英語フレーズ

キャンプ場での忘れ物に気づいたときや、仲間に必要なものを尋ねるときなど、持ち物に関する確認で使える英語フレーズです。

英語フレーズ 日本語訳 詳細解説
I can’t find my sleeping bag. 寝袋が見当たらない。 「I can’t find…」(〜が見当たらない)は、忘れ物や紛失時に非常に便利な表現です。
Do we have a first aid kit? 応急手当用品は持ってる? First aid kit は、専門的な医療機関に行くまでの最初の手当て(応急処置)キットです。
The flashlight battery is dead. 懐中電灯の電池が切れている。 「battery is dead」は、電池切れを表す定型表現です。
Where is the rain gear? 防水具(雨具)はどこ? Rain gear は、レインスーツやザックカバーなど、雨天時の防水装備全般を指します。
「I can’t find…」(〜が見当たらない)や「battery is dead」(電池が切れた)は、非常によく使う表現です。Rain Gearは、以下のような防水装備全般を指します。
【Rain Gear(雨具)が示す具体的な装備】
アイテム 日本語 備考
Rain suit / Rain shell レインスーツ(合羽)/ レインジャケット 最も重要なギア。上下セパレートで、防水性・透湿性素材(Gore-Texなど)を使用します。
Rain pants レインパンツ 下半身の濡れを防ぐための防水ズボン。
Rain poncho レインポンチョ 急な雨に手軽に対応でき、リュックサックごと覆うことができるタイプもあります。
Waterproof bag / Pack cover 防水バッグ / ザックカバー 荷物やバックパックを雨から守るためのカバーや袋です。
Waterproof footwear / Rain boots 防水靴 / 長靴 足元が濡れるのを防ぐための装備です。

2-4. キャンプでの料理と食事に関する英語フレーズ(キャンプ飯)

キャンプの醍醐味の一つ、それは料理の時間です。調理の準備から片付けまで、キャンプでの食事のシーンをより楽しくする英語フレーズを覚えましょう。

英語フレーズ 日本語訳 詳細解説
Is the grill hot enough for the burgers? グリルはハンバーガーを焼くのに十分熱い? 日本語で一般的に言う「ハンバーガー」は、英語で「burger」と言います。
I’ll start prepping the vegetables. 野菜の下準備を始めるよ。 「prepping」は「preparing」を短縮したカジュアルでネイティブがよく使う「準備」の表現です。
Do we have enough marshmallows for s’mores? スモア用のマシュマロは十分ある? S’more は、焼いたマシュマロとチョコをクラッカーで挟む、キャンプ定番のデザートです。
Dinner is ready! Dig in. 夕食ができたよ!さあ、食べよう。 「Dig in」(さあ、食べよう)は、親しい間柄で使えるカジュアルでネイティブらしい表現です。
Don’t forget to wash the dishes. 食器を洗うのを忘れないで。
「prepping」は「preparing」を短縮したカジュアルな表現です。「Dig in」は、親しい間柄で使えるカジュアルでネイティブらしい表現です。

まとめ

キャンプ場でのコミュニケーションに必要な道具の名称や場所の呼び方をまとめました。特に、「Go camping」というフレーズや、準備・設営・食事に関する実用的なフレーズを学ぶことで、ネイティブとの会話や海外でのアウトドア体験が豊かになります。ぜひ、参考にしてみてください。

私が実際に体験した英語にまつわる失敗談をもとに、英語の「Camp」が必ずしも「キャンプ」ではないことと、「キャンプする」の英語表現について紹介した記事もぜひご覧ください。
「キャンプする」は英語で何て言う?英語で「Camp」は「キャンプ」じゃない?