マナブくん 英語学習アプリ「iKnow」ってよく聞くけど、どうなの?
えいとり う〜ん、使い方によってはとても効果的。使い方を間違えると、英会話の上達にはならないかも…。ってのが正直な感想かなぁ。
- 英語学習アプリ「iKnow!」とは何か知りたい
- 「iKnow!」の効果的な使い方を知りたい
- 「iKnow!」は有料だから使うのを躊躇している
この記事では、英単語学習アプリ「iKnow!」のメリットやデメリット、英会話力をつけるためにどのように使えば効果的か解説します。
また、英単語学習アプリ「iKnow!」は基本的に有料ですが、無料で使える方法もあるので、ぜひ最後までお読みください。
スポンサーリンク
1. 知らなきゃ損!「iKnow!」の最大のメリットと料金体系

英単語学習アプリ「iKnow!」は、脳科学に基づいた独自の学習システムに定評があります。通常は有料サービスですが、DMM英会話会員になることで得られる最大のメリットが料金体系にあります。
1-1.【料金:月額1,510円〜】 DMM英会話会員なら「iKnow!」が無料
単体利用の場合: 月額1,510円〜という料金がかかります。契約期間が長いほど月あたりの単価は安くなりますが、初期費用が必要です。
DMM英会話会員の場合: DMMオンライン英会話の有料会員であれば、特典として「iKnow!」の全コンテンツを無料で利用できます。
オンライン英会話(アウトプット)と「iKnow!」(インプット)をセットで活用できるため、「会話のなかで正しく使える単語」を効率的に増やすための最強の組み合わせになります。
1-2.「iKnow!」の基本情報と強み
「iKnow!」は、英語学習者にとって必須のアプリです。単語の意味だけでなく、多様な角度から単語を覚えさせる独自のアルゴリズムを持ち、記憶の定着率の高さが最大の魅力です。
| 特徴 | 内容 | メリット |
|---|---|---|
| 学習システム | 脳科学に基づいた独自のアルゴリズム(忘却曲線)で出題。 | 記憶の定着率が非常に高い。復習タイミングを自分で管理不要。 |
| コンテンツ | 日常英会話、TOEIC、ビジネス英語、留学準備など、1万5,000語彙以上のコースが充実。 | 資格対策から実用英語まで、幅広い目的に対応可能。 |
| 利用環境 | PC、スマホ、タブレットで学習可能。データは自動同期。 | スキマ時間を活用でき、継続しやすい。 |
2. なぜ「iKnow!」は記憶させるのに効果的なのか?(科学的システム)

「iKnow!」の学習システムは、人間が学んだことを忘れやすいタイミングで、正しく解答できなかった問題を自動で出題する独自のアルゴリズムを採用しています。
2-1. 記憶の定着を促す仕組み
記憶強度の計測: ユーザーの回答履歴から、単語ごとの「記憶強度」をシステムが計測します。
最適なタイミングでの復習: 記憶が曖昧になり、忘れかけるベストな瞬間を予測し、自動で復習問題を出題します。これにより、「覚える→忘れかける→思い出す」のサイクルが強化されます。
多角的なテスト形式: 「英語→日本語」「日本語→英語」の選択問題、音声のディクテーション、文章の穴埋めなど、様々な方法でテストされるため、音とスペル、意味を自然に結びつけて記憶できます。
2-2. 学習コースの多様性(TOEICだけではない)
「iKnow!」のコースは多岐にわたり、例えば、以下のようなコースがあり、TOEIC対策に留まりません。
例)
- 試験対策: TOEIC(目標スコア別)、TOEFL、英検対策、大学受験。
- 実用英語: 日常英会話、ビジネス英語(シチュエーション別)、旅行・趣味、ニュース英語。
※ただし、TOEIC900点以上を目指すような超上級者向けの非常に専門的な語彙コースはやや物足りない可能性があります。
3. 「iKnow!」の最大の弱点:スピーキングに弱い

「iKnow!」は単語のインプットに特化しているため、スピーキング(アウトプット)の強化には弱いというデメリットがあります。
3-1. スピーキングに必要な「回路」が作られない理由
スピーキングとは、能動的に脳内の知識(ストック)を瞬時に引き出し、発話する能力です。
| iKnow! で行われる学習 | スピーキングに不足している要素 | 処理/操作 |
|---|---|---|
| 受動的確認 | 能動的語彙(発想・構築) | 単語を見て(認識して)意味を選択する。 |
| キーボード入力 | 音声の生成と発話の訓練 | スペルをなぞったり、入力したりする。 |
| 処理時間 | 瞬時の発想と構文構築のスピード | 考える時間がある。 |
「iKnow!」の学習では、実際に自分の口を動かして英語を発音し、文を組み立てるアウトプットの訓練ができません。単語を「知っている状態(インプット)」から「使える状態(アウトプット)」へ昇華させるための発話回路を作る機能がないため、スピーキング力の学習ツールとして弱いのがデメリットです。
3-2. その他のデメリットと注意点
その他のデメリットと注意点をひと目で分かりやすくまとめました。
| デメリット | 理由 | 対処法 |
|---|---|---|
| 費用が高い | DMM英会話会員でなければ月額1,510円かかる。 | DMM英会話に入会して無料で利用する(費用対効果が最大化)。 |
| PC限定機能 | 覚えた単語の数字を確認できる「Memory Bank」など一部機能はPC版でのみ利用可能。 | 定期的にPCで学習状況をチェックする。 |
4. スピーキング力をUPさせる「iKnow!」の効果的な使い方のコツ

「iKnow!」は使い方に工夫を加えることで、スピーキング力UPにつなげることができます。
4-1. 復習と新規単語の「量」を適切に調整する
新規単語を頭に詰め込みすぎると、負荷がかかり記憶の定着率が下がります。
まず、アプリの基本的な使い方は、以下の手順です。
- アプリのホーム画面から「コース一覧」を選択
- 「ジャンル」を選ぶ
「英会話マスター」「旅行・趣味」「留学準備」などのジャンルあり。 - 「コース」を選ぶ
(例)「英会話マスター500」「英会話マスター1000」「英会話マスター1500」などのコース - 学習を開始する
①「学習アイテム数」を5~50から選びます。
②「学習アイテムタイプ」を選びます。
この「学習を開始する」とき、基本は「おまかせ」を選択するのがポイント。
なぜなら、デフォルトの「新規アイテム1に対して、復習アイテム4」の割合で出題されるので、新規単語と復習単語のバランスをとって進められ、最も効率的だから。
- おまかせ:新規アイテム:復習アイテム=1:4の割合で出題
- 復習のみ:復習単語のみ出題
- 新規のみ:新規単語のみ出題
「英語は使う分だけ覚える」のが効率的とも言えます。つまり、インプットとアウトプットのバランスが大切なんです。
ちなみに、ホーム画面の「スタート」ボタンを押すと複数のコースをまとめて学習できます。
復習が追いつかないと感じたら、ホーム画面の「スタート」ボタンで「復習のみ」を選択し、新規単語のインプットを一時停止して記憶が定着することを優先しましょう。
目標時間の調整も大切です。週間カレンダーの目標学習時間を適切に設定し、目標達成によるモチベーション維持を図りましょう。
4-2. スピーキング力を意識した活用法
「iKnow!」でインプットした英語をアウトプットにつなげるための工夫が必要です。その方法を解説します。
- リピーティングの実践
問題の回答後に、自動で英文が読み上げられる際、必ず声に出して真似る(リピーティング)訓練を行いましょう。これにより、音とスペル、そして口の動きが連携します。
- Sentence Trainerを総仕上げに使う
4つの学習プログラム(iKnow!、スピードクイズ、自己診断、 Sentence Trainer)のうち、文章のディクテーションや作文が出題される Sentence Trainer は難易度が高く、総合的な英語力を試す総仕上げに使えます。
- オンライン英会話と連携して使う
「iKnow!」で覚えた単語をDMM英会話のレッスン中に意識的に使うことで、頭の中で能動的な語彙へ変換を促進します。
💡 裏技的な活用法(ディクテーション) スペルの書き取りが苦手な場合、「ヒント」を見てから「シンプルモード」(4択問題に変更)を使うことで、単語の認識の難易度を調整し、ストレスなく進めることができます。
4-3. 継続するためにどう工夫したらいいのか?
- PC・スマホをフル活用でスキマ時間も使う
PC版で全体の学習状況(Memory Bank)を確認しつつ、スマホでスキマ時間に問題を解くという使い分けを徹底しましょう。継続こそが記憶を定着させる鍵です。 - 復習中コースの再確認
学習が進むと「復習中コース」に移行しますが、放置すると忘れてしまいます。定期的に「復習中コース」も選び、復習を続けることが重要です。
5.まとめ
「iKnow!」のデメリットはスピーキングに弱いことです。新規単語を詰め込みすぎると記憶力の低下を引き起こしかねないので、インプットとアウトプットのバランスを取るのがポイントです。オンライン英会話と組み合わせて使うことで効果が最大限に活かせます。効果的な使い方をして、より良い英語学習に取り組んでみてください。
DMM英会話について詳しく知りたい方はこちらをチェック!
DMM英会話の完全ガイド|料金プラン・口コミ・特徴を他社と比較【2025年最新版】


