「初心者の頃のほうが、ずっと成長を実感できていた気がする」
英会話を1年、2年と真面目に続けている中級者ほど、一度はこのような感覚を抱くものです。勉強時間は減らしていないし、むしろ話す機会は以前より増えている。それなのに、自分の英語力が1年前から1ミリも進化していないような、出口のないトンネルにいる感覚。
これは決して珍しいことではありません。むしろ、これまでの環境で「正しい努力」を積み重ねてきた人ほど、必ず直面する停滞期(プラトー)です。なぜ中級者になると、あんなに楽しかった英会話が伸び悩み、停滞してしまうのか。その「見えない壁」の正体を、構造的な視点から解き明かします。
「通じるけれど、洗練されない」という停滞感。それは能力不足ではなく、環境の役割が終わったサインです。本気で上級者を目指す人が、安さや量ではなく「質の高いフィードバック」を求めてCamblyへ移行する本当の理由を解説します。
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中級者がハマる「見えない壁」の正体
初心者の頃は、成長が目に見えて分かりやすいものでした。
- 知っている単語が増えた
- 自力で一文が作れるようになった
- とにかく沈黙せずに会話が成立した
しかし、ある程度の日常会話ができるようになった中級者にとって、成長の指標はもっと微細で、かつ本質的なものへと変化します。
- その言い回しは、以前より自然(Natural)か
- 不要に冗長な言い回しをしていないか
- ネイティブが持つ特有の「感覚」に近づいているか
ここから先のステップは、どれだけ「量」をこなすかではなく、どれだけ「質」にこだわれるかの世界です。しかし、多くの学習者がこの段階で、初心者を育てるための環境に留まり続けてしまうことが、停滞の最大の原因となっています。
なぜフィリピン人講師だと、中級者の伸びが鈍化するのか
最初にはっきりさせておきますが、これは講師の能力や人格の話ではありません。フィリピン人講師は発音がきれいで、教え方も非常に上手。そして何より非ネイティブとして英語を学んだ経験があるため、学習者の痛みがわかる最高のパートナーです。
しかし、中級者から上級者へ進もうとする際、彼らの良さである「優しさ」が、構造的なズレを生み出します。
「優しさ」と「成立する会話」の罠
中級者になると、あなたの英語は「多少不自然でも通じる」ようになります。すると、コミュニケーションを最優先する講師は、無意識に以下のような対応をします。
- あなたの不完全な表現から意図を汲み取ってしまう
- 会話を止めないために、細かい違和感はあえて指摘せず流す
- 「通じればOK」という基準で、笑顔でレッスンを終わらせる
これは、初心者が自信をつけるためには最高の配慮です。しかし、中級者にとっては「変な癖が修正されない」「教科書的な表現から抜け出せない」「通じるけれど、洗練されない英語」が固定化させてしまうことになります。
中級者に必要なのは「間違いの指摘」ではなく「違和感の共有」
この段階であなたが本当に必要としているのは、単なる文法ミスの訂正ではありません。もっと生々しく、感覚的なフィードバックです。
- 「その言い方、意味は100%通じるけど、実際にはちょっと不自然だよ」
- 「もっと別の、こなれた言い回しが3つくらいあるよ」
- 「その表現は、この場では少し子供っぽく聞こえるかもしれない」
こうした「ネイティブ特有の違和感」の指摘こそが、あなたの英語を研磨する唯一の道具です。ここは、どれだけ英語が堪能であっても、非ネイティブ講師では教えきれない「感覚の領域」なのです。
「もっと安く」「もっと回数」は、解決にならない
停滞を感じたとき、多くの人が反射的にこう考えます。
- 「もっとレッスン数を増やして、量をこなそう」
- 「もっと安いスクールを探して、毎日2コマ受けよう」
- 「別のフィリピン人講師のスクールに変えて気分を変えよう」
しかし、環境の性質が同じである限り、結果が変わることはありません。どれだけ量を増やしても、質(負荷の種類)が変わらなければ、壁を乗り越えることはできないのです。
中級者の壁を越えるためには、これまでの「安さ」や「量」の価値観から脱却し、「投資としての英会話」という視点を持つ必要があります。
👉 「英会話はもう安くなくていい」フィリピン人講師との世間話に飽きた人が考えるべきこと
次に選ぶべき「環境」とは何か
中級者がこの停滞期を抜けるために選ぶべき環境は、これまでよりも「より厳しく、より正直で、より遠慮がない」場所です。
具体的には、ネイティブとの会話の中で、不自然さを即座に言い換えさせられるような、知的ストレスのかかる環境です。ただし、この環境は誰にでも今すぐ必要というわけではありません。
- まだ英語を話すこと自体に強い恐怖心がある
- 指摘されると、学びよりも先に落ち込んでしまう
- まずは気楽に会話を楽しむ段階をもう少し続けたい
これらに当てはまるなら、無理に環境を変える必要はありません。移行には「正しいタイミング」があります。その判断基準については、こちらの記事に詳しくまとめています。
👉 フィリピン人講師の英会話を卒業するタイミング|次にネイティブを選ぶべき人・まだ早い人の違い
まとめ:伸び悩みは「能力不足」ではない
中級者の停滞は、あなたの才能の問題でも、努力不足でもありません。単に、「これまであなたを育ててくれた環境」の役割が終わり、次のステージへの準備が整ったというサインです。
初心者を育てる環境と、英語を洗練させる環境は、役割が全く違います。もし今、あなたが今の環境に「物足りなさ」を感じているなら、それはあなたが確実に成長したという証拠です。
あとは、今のあなたにふさわしい「負荷」を選び直すだけ。環境さえ正しく再設定すれば、あなたの英語は再び、驚くほどの速度で研ぎ澄まされていくはずです。
「通じる」のその先へ。あなたの英語を研磨するのは、ネイティブのリアルな感覚です。
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