英語で話しかけられたとき、相手の言っていることはなんとなく聞き取れる。意味も分かる。
でも…、
「なんて返せばいいんだろう?」
Yesだけでいいのか、それとも何か気の利いたことを言うべきか。自分の意見を詳しく説明すべきなのか、ただ相槌を打てばいいのか……。迷っているうちに気まずい沈黙が流れ、結局、愛想笑いでごまかすか、会話がプツリと途切れてしまう。
もしあなたがこの状態に悩んでいるなら、最初に伝えたいことがあります。
それは、あなたの英語力や語彙力が足りないからではありません。
英会話において「何を返すべきか」で止まってしまうのには、明確な理由があります。この記事では、あなたの沈黙を「心地よいラリー」に変えるための、唯一の解決策をお伝えします。
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「分かる」と「返せる」は、まったく別のスキル
多くの人が誤解していますが、「相手の英語を理解できること」と「適切な返答ができること」は、まったく別の能力です。英会話は単なる情報のやり取りではなく、常に「次に自分がどんな役割を果たすか」の選択を迫られるスポーツだからです。
- 相手に同意する(相槌)
- 詳しく内容を聞く(質問)
- 自分の感想を添える(コメント)
- 新しい情報を付け加える(展開)
日本語なら、あなたはこれらを無意識に、コンマ数秒で判断しています。しかし英語になると、この「役割選択」のスイッチがうまく機能しません。その結果、脳がフリーズし、「何を返していいか分からない」という状態に陥るのです。
フレーズを大量に暗記しても解決しない理由
この悩みを抱える人が次にやりがちなのが、「返答フレーズ集」や「相槌のバリエーション」を丸暗記することです。しかし、残念ながらこれだけでは解決しません。
なぜなら、実際の会話では「どのフレーズを使うか」よりも先に「今はどの役割を果たすべきか」という判断が必要だからです。
フレーズだけをたくさん持っていても、判断の基準を知らなければ、いざというときにどれを選べばいいか迷い、結局立ち尽くしてしまいます。問題はフレーズの数ではなく、「会話の型」が身についていないことにあるのです。
英会話は「内容」よりも「反応の速さ」が命
真面目な人ほど、「何か立派な意見を言わなければ」「正確な情報を伝えなければ」と考えがちです。しかし、日常の英会話で求められているのは、深い内容よりも「会話を止めない反応」です。
実際には、以下のような軽い反応だけで会話は十分に成立します。
- “Oh, really?”(へえ、本当?)
- “That sounds interesting!”(それは面白そうだね!)
- “I see.”(なるほど)
「何を言うか」よりも「まずは何かを返すか」。この感覚が掴めていないと、どれだけ単語を覚えても、会話のテンポについていくことはできません。英会話は正解を探す試験ではなく、卓球のラリーのように、まずは相手に球を打ち返すことが最優先なのです。
なぜ、一人で勉強していても「返し方」は身につかないのか
「返し方の感覚」は、本を読んだり動画を観たりして身につくものではありません。なぜなら、独学では「今の返し方で正解だったのか」をその場で確認できないからです。
- 「今のタイミングで質問を挟んでもよかったのかな?」
- 「この相槌、相手にはぶっきらぼうに聞こえなかったかな?」
こうした不安が残るままでは、次の会話でもまた迷い、止まってしまいます。返し方の感覚を養うには、実際に相手と話し、「あ、今の返しは良かった」「ここはもっとこう言えばよかった」というリアルタイムの修正体験が不可欠なのです。
まとめ|止まるのは「判断の経験」が足りないだけ
英会話で何を返していいか分からなくなるのは、あなたのセンスがないからでも、知識が足りないからでもありません。ただ単に、「この場面ではこう返す」という場数と、正しいガイドが足りないだけです。
これ以上、一人でフレーズを暗記する作業に逃げないでください。今のあなたに必要なのは、暗記した知識を「どの場面で、どう使うか」を教えてくれる環境です。
もしあなたが、「もう会話を止めたくない」「自分も会話のラリーを楽しめるようになりたい」と願うなら、まずは「安心して間違った返しができる場所」から始めてみてください。
あなたの知識が反射的に言葉が出る「会話」へと変わる瞬間は、もうすぐそこです。
「なんて返そう……」と迷う時間は、もう終わり。
学研の敷いた「最短ルート」に乗るだけで、
あなたの反応は劇的に変わります。
※「次に何を話すべきか」がすべてテキストにあるから、
あなたはただ、目の前の会話に集中するだけ。






