英語を間違えるのが不安で話せない人へ|その恐怖は「能力」のせいじゃない

英語を話そうとした瞬間、頭の中でこんな声が聞こえてきませんか?

  • 「この文法、間違ってないかな?」
  • 「変な言い方をして、笑われたらどうしよう」
  • 「伝わらなかったら、相手に申し訳ない……」

その結果、喉まで出かかっていた言葉を飲み込み、愛想笑いだけでその場をやり過ごしてしまう。そして後になって「あのとき、こう言えばよかった」と一人で反省会を開く……。

もしあなたが今、「英語を間違えるのが怖くて、どうしても一歩が踏み出せない」と感じているなら、まず知ってほしいことがあります。

👉 その不安は、あなたが英語が苦手だからではありません。

むしろ、あなたが非常に誠実で、思慮深い人である証拠です。

英語を話そうとして言葉に詰まるのは、才能がないからではありません。実は「準備のやり方」を少し変えるだけで、その恐怖心は消し去ることができます。

この記事では、その「怖さ」の正体を解き明かし、どうすれば不安なく言葉を発せるようになるのか、初心者が一歩踏み出すために、まず知っておくべき「失敗しない心の整え方」とその具体的な解決策をお伝えします。

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英語を間違えるのが怖い人ほど、実は「真面目で誠実」

英語を間違えるのが怖い人には、ある共通点があります。

  • いい加減なことを言って、相手を混乱させたくない
  • 相手の文化や立場に対して、失礼になりたくない
  • 「伝える」からには、正しく、丁寧に伝えたい

つまりあなたは、「適当に受け流せる人」ではなく、コミュニケーションを大切に考えている誠実な人なのです。だからこそ、間違いを恐れて口が止まってしまう。これは決して欠点ではありません。ただ、英会話においては、少しだけ「損」をしてしまう考え方なのです。

英語は「間違えた人」から順番に話せるようになる

ここで、英会話における残酷な事実を一つお伝えします。英語は、勉強した量が多い人ではなく、「誰よりもたくさん間違えた人」から順番に話せるようになります。

なぜなら、英語は「頭で組み立ててから発表する言語」ではなく、「とりあえず出してみて、相手の反応を見ながら調整していく言語」だからです。

最初から100点の正解を出そうとすると、脳内ではこんなパニックが起きています。

  1. 日本語で言いたいことを考える
  2. それを英語の文法に当てはめる
  3. 前置詞や時制が正しいかセルフチェックする
  4. 「いや、この言い方は不自然かも」と別の表現を検討する
  5. この時点でタイムアップ。会話の流れはもう次へ行っている。

この沈黙が生まれる原因は、あなたの才能不足ではなく、脳の「処理プロセス」が間違えることを許容していないからなのです。

ネイティブはあなたの「文法」を採点していない

多くの人が誤解していますが、英語話者はあなたの英語を採点していません。彼らが気にしているのは、以下の3点だけです。

  • 結局、何が言いたいのか(意図)
  • 会話が止まらずに続くか(リズム)
  • どんな気持ちなのか(感情)

実際、ネイティブ同士の会話を観察してみてください。文法は平気で崩れますし、文は途中で止まります。言い直しなんて日常茶飯事です。それでも会話が成立しているのは、彼らが「正しさ」よりも「疎通」を優先しているからです。

問題は「間違えること」ではなく、間違えることを恐れて「何も発信しないこと」によって、相手がどう反応していいか分からなくなることなのです。

不安が消えない本当の理由:間違えた後の「放置」

あなたがこれほどまでに間違いを恐れるのは、過去に「間違えて恥をかいた」「間違えたけど、どう直せばいいか分からなかった」という経験があるからかもしれません。

英語が伸び悩む最大の原因は、間違えたこと自体ではなく、「間違えたあとに、誰からも何も返ってこないこと」にあります。

  • 今の言い方、相手にはどう聞こえたのか?
  • もっと自然で、簡単な言い方はあったのか?
  • どこをどう直せば、次はもっとスムーズに伝わるのか?

これを知る手段がないままでは、どれだけ勉強しても「また間違えるかも」という不安は一生消えません。

不安を消す唯一の方法は「成功体験」の積み重ね

英語を間違える不安を消す方法は、気合や自己暗示ではありません。「間違えても大丈夫だった」「間違えたおかげで、正しい言い方が分かった」という成功体験を積むこと、これだけです。

そしてこの体験は、一人で参考書を読んでいても絶対に得られません。必ず、「あなたの間違いを優しく受け止め、価値ある学びに変えてくれる相手」が必要になります。

英語を話せるようになった人は、例外なく以下の環境を持っていました。

  • 間違えても絶対に笑われない、遮られない環境
  • 詰まった時に、優しくヒントを出してくれる講師
  • 間違えた直後に、その場で「正しい型」を教えてもらえる仕組み

この「安全に間違えられる環境」がない限り、何年勉強しても、どれだけ単語を覚えても、「間違える怖さ」という心のブレーキを外すことはできないのです。

まとめ|怖いままでいい。でも、一人で抱え込まないで

英語を間違えるのが怖いのは、あなたが弱いからでも、向いていないからでもありません。ただ単に、「安心して間違えて、それを修正してもらう経験」が足りないだけです。

もしあなたが今、「間違えるのが怖い。でも、いつか自由に英語を話せる自分になりたい」と願っているなら、まずは勉強量を増やすのではなく、「間違えてもいい場所」へ自分の身を置いてみてください。

私が「初心者の頃に、これに出会っていれば」と後悔した唯一の環境について、こちらの記事にまとめています。あなたの怖さを、自信に変えるための第一歩になるはずです。

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