今は、英語学習にとても恵まれた時代です。スマホ1つで、単語学習も、AIとの発音練習も、ネイティブとのチャットも手軽にできます。
英語学習アプリを実際に使ってみて、正直に思ったことがあります。
「これ、めちゃくちゃ便利だし楽しい」
特に、ネイティブに自然な英語に直してもらえる「添削機能」は本当に優秀だし、タイムラインを眺めているだけでも生きた英語に触れられます。
英語学習の入り口として、これほど完成度の高いツールは、少なくとも私は今まで出会ったことがなかったです。
一方で、このアプリだけでは英語が話せるようにならないことにも気づきました。
「アプリのチャットではコミュニケーションできる。でも、いざ会話になるとチャットで使ったはずの言葉が出てこない…」
「チャットなら落ち着いて書けるのに、リアルタイムだと思い出せない」
「ボイスルームで会話に入れない…」
この記事では、実際に語学学習アプリHelloTalkを使ってみてわかった「実際の英会話で言葉が出るようになるために、アプリでは足りなかった最後のピース」を正直にお話します。
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HelloTalkを使って感じた感想
HelloTalkは、英語に触れるハードルを一気に下げてくれる、非常に優れたアプリです。
HelloTalkを使って感じた「ここが最高!」というポイント
- 自然な英語が学べる「添削機能」:
- 「英語を使う」ことへの心理的ハードルが下がる:
- 言語学習パートナーが見つかれば、慣れるのに最適:
自分が書いた日記をネイティブが直してくれるCorrection機能(添削機能)はすごく便利。わからないことを聞けば答えが返ってくる上に、間違っていたり不自然な表現だったりするとCorrection(修正)してくれます。
チャット形式なので、教科書よりもずっと身近に英語を感じられるし、使いたいときにいつでも使えます。
共通の趣味を持つパートナーができれば、毎日英語に触れる習慣が自然に身につきます。1対1の音声通話で話すこともできます。
「英語って楽しいかも」と思えるきっかけとして、これ以上の場はないでしょう。
でも、「チャットができる=話せる」ではない
チャットで英語を作る力と、その場で話す力は全く別物です。
チャットや添削機能を使っているとき、私たちは無意識に「考える時間」を持っています。じっくり文法を考え、調べ、書き直してから送信する。この状態が続くと、「英語は分かるのに話せない」となっていきがちです。
実際の英会話は、数秒単位でレスポンスが必要な「ライブ」です。
「頭の中にある知識を、瞬時に音にして外に出す」という練習をしない限り、アプリで得た知識は会話でとっさに出てきません。
1対1の音声通話があるけど、初心者にはハードルが高い
言語学習パートナーができると、チャットだけではなく1対1の音声通話ができます。正直、ネイティブとの音声通話は初心者にはハードルが高いです。
顔を見ないで話すのは、簡単な日常会話が少しできたとしても難易度が高く、ネイティブのスピードについていくのは大変です。
ビデオコールは原則としてVIP会員(有料)限定の機能でありますが、いずれにしても初心者にはかなり勇気がいる機能と言えます。
あと、そもそもこの言語学習パートナーをつくるのが意外と難しい。
私は、だいたい1〜2回話したらその後続かず…。ってケースがほとんどでした。
話が盛り上がって数回続いたとしても、時差があって時間が合わなかったり、忙しかったりで、お互い連絡が途切れてしまい、長続きはしませんでした。あと、変な人や詐欺もあるので注意が必要です。
ボイスルームは聞いてるだけになりがち
HelloTalkには、「ボイスルーム(音声)」もあります。英語をリアルなペースで話す「きっかけ」として、素晴らしい。でも、大勢いると聞いているだけになってしまいがち。これもまた初心者にはハードルが高い機能です。
ボイスルームや言語学習パートナーとの会話の場は、あくまで「交流」が目的です。
相手は知人や友人のような感じになるので、話が盛り上がっていくと、たとえあなたの英語が不自然でも、意味が通じればそのまま会話は流れていきます。
これでは、自分の「不自然な英語」や「詰まるポイント」が放置されたままになりがちです。
私は、オンライン英会話も使いましたが、アプリと決定的に違うのは、「会話が止まってもプロがリードしてくれること」と、「言葉が出るまでしっかり待ってもらえる環境」がある点です。
「何が伝わって、どこで言葉が止まったのか」をその場で拾い上げてもらう経験こそが、会話の瞬発力を鍛える最短ルートになります。
アプリで覚えたことを「話せる英語」に変える「環境」が必要
アプリを使ってみての結論は、「話せる力」へとつなげるために必要だったのは、「HelloTalkで添削された英語を、その日のうちに『人』を相手に試す場」が必要ということでした。
英語は学んだことをすぐに使って、それを繰り返すことで身につきます。
でも、アプリだと「これを学んだから、今日はそれを使う」とテーマを決めて取り組みづらいのです。
- アプリ: 新しい表現を知ったら、チャットで使い方を確認する(準備)
- オンライン英会話: その表現を使い、リアルタイムで会話を回す(実践)
このサイクルを回すと、知識は「知っているだけ」の状態から、意識しなくても口から出るように変わっていきます。
あと、もう一つ学んだのは、「お金を払ってるからやる」というどこかに強制力がないと続かないということ。結局、無料だと『明日でいいや』という甘えが出てしまいます。
自分への「投資」を無駄にしたくないという心理が、最強のモチベーションになるということを実感しました。
まとめ|アプリは「準備」、オンライン英会話は「定着」の場
英会話アプリHelloTalkは、「英語に慣れる」段階で使えるとても優秀なアプリです。英語を日常に取り入れるツールとしては最強。ただし、大切なのは役割を理解して使うことです。オンライン英会話と使い分けすると、効率良く英語を習得できます。
- HelloTalk: 英語に慣れ、表現をストックし、書く力を磨く場所
- オンライン英会話: 相手の反応を受けながら、その場で返す瞬発力を磨く場所
アプリだけでも英語に慣れることはできます。
ただし、「分かるのに話せない状態」を抜け出して、英語を自分の言葉にしたいなら、アプリで学んだことを、オンライン英会話で実際に使ってみる。その小さな一歩を組み合わせるだけで、英語は少しずつ、確実に「話せる」に変わっていきます。
「分かるのに話せない状態」を抜け出したい方は、
ここからが次のステップです。
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