「言いたいことはあるのに、英語が出てこない」
「単語は知っているのに、口が止まる」
そんな状態から抜け出せないのには、はっきりとした理由があります。
英語が話せないのは、単語や文法が足りないからではありません。
「日本語から英語に直訳する思考」と「瞬発力」、この2つが原因です。
そして、この2つは特別な才能がなくても、適切な順番でトレーニングすれば改善できます。
この記事では、私自身が社会人になってから英語をやり直し、実際に続けて効果を感じたトレーニング方法を紹介します。
このトレーニングを続けたことで、英語を頭の中で組み立てることなく、そのまま口から出せるようになりました。
今日から、日本語で組み立ててから話す癖をやめ、英語をそのまま口から出す練習を始めましょう。
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【課題】なぜ英語は「頭では分かるのに出てこない」のか?
まず、なぜ英語は「頭では分かるのに出てこないのか?」の理由は、大きく2つあります。
原因① 日本語の思考で考えている
英語が出てこない人の多くは、日本語から英語に直訳し、「単語を思い出して日本語の語順を並べ替えてから話す」癖があります。しかし、英語は「最も優先度が高い言葉から順番にそのまま出していく言語」です。
- 日本語(結論が最後): 私は昨日、友達と映画を見ました
- 英語(結論が先): I watched a movie yesterday with my friend
日本語で文章を作ってから英語に変換している限り、自然な会話のスピードについていくのはなかなか難しくなります。
原因② 瞬発力が足りない
英語は「知識」ではなく「反応」に近いスキルです。どれだけ文法を理解していても、実際に口から出す練習をしていなければ、いざという時に言葉は出てきません。
「理解できる」と「話せる」は、別の能力なのです。
【解決策】英語が出てこない人は、まず文法より語順を優先する
文法を完璧に理解することを優先する必要はありません。私自身も、まずは語順に慣れることから始めました。
文法よりも英語の「語順」に慣れる
完璧な文法を気にしすぎると、口は止まります。まずは「主語 → 動詞 → 内容 → 時間・場所」という英語の流れに脳を慣れさせることが重要です。多少文法が崩れても、この語順さえ守られていれば、意味は十分伝わります。
👉 社会人が最短で英語を話せるようになる方法|文法より「語順」で9割解決する
単語ではなく「チャンク(塊)」で覚える
1語ずつ組み立てるのではなく、意味のまとまり(チャンク)ごと覚えて、そのまま出すトレーニングをしましょう。つまり、1語ずつ組み立てるのではなく、「意味のかたまりを並べる」感覚です。
- I go to work(会社に行く)
- in the morning(午前中に)
- after that(そのあと)
この「チャンク」のストックが増えるほど、考えなくても言葉がスッと出てくるようになります。
英文を「単語」ではなく「意味の切れ目」で区切るのがチャンクです。
例えば、「私は明日の朝、駅で友達に会うつもりです」という一文で考えてみましょう。
単語バラバラ(NG): I / will / meet / my / friend / at / the / station / tomorrow / morning.
チャンク区切り(⭕️): [I will meet my friend] / [at the station] / [tomorrow morning].
このように区切ると、脳はたった3つの塊を並べるだけでよくなります。
1日15分でできる「英語が出てくる」トレーニング
1日15分でできる「英語が出てくる」トレーニング方法を具体的に解説します。
① 5分:チャンク音読(インプット)
短い英文を、塊を意識して声に出して読みます。
- やり方: 1つのフレーズを3回ずつ繰り返す
- ポイント: 意味をイメージしながら、スピード重視で読む
教材は、短くて自分が8割以上理解できる英文が載っているものを選ぶのがベストです。
意味をイメージしながら、スピード重視で読む。教材は中学レベルの音読教材や、ラジオ講座など簡単なもので十分です。
② 5分:イメージ変換(瞬発力トレーニング)
日本語を英語に直すのではなく、頭に浮かんだイメージや見たものの「状況」を、そのまま英語で3秒以内にアウトプットするトレーニングをしましょう。
- やり方:日本語を「文字」ではなく「映像」として捉え、即座に英語にする
- ポイント:「3秒以内」に声を出すこと。脳内翻訳を挟む隙を与えず、反射で出すのがコツです。
日本語を「文字」ではなく「映像」として捉え、即座に英語にする。子供向けの絵本を見て、目に飛び込んだ絵の状況を瞬時に英語にするのもおすすめです。
③ 5分:ひとり英会話(アウトプット)
自分の行動や予定を、英語で独り言のように話します。
- やり方: 今日やったこと、これからやることを話す
- ポイント: 「えーっと…」となっても良いので、とにかく止まらないことが最優先です。
この15分を続けると、英語はどう変わるのか?
このトレーニングを継続すると、日本語を介さずに「イメージ → 英語 → 発話」という流れが脳内に作られます。つまり、翻訳せずに英語がそのまま出てくる「英語脳」の状態に近づいていくのです。
ただし、一人トレーニングだけでは限界がある
ここまで読んで、「やることは分かった」「これならできそうだ」と感じた方も多いはずです。ただ、実際に人と話そうとすると、
- 言葉が詰まる
- 思っていることの半分も言えない
といった感覚に直面することがあります。
これは失敗ではなく、「一人練習」と「実践」の差に気づくための、避けては通れないステップです。
ここで避けてしまうと、いつまでも「分かるだけ」で止まってしまいます。
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英語は「体当たり」で定着する
英語は、実際に使って「間違えたとき」に初めて脳に深く記憶されます。一人でのトレーニングはあくまで「準備」です。
実践の場で「体当たりで話しながら、間違いを気にせず使っていくこと」。そして適切な英語は何なのかフィードバックをもらうこと。このプロセスがあって初めて、脳は「あ、ここはこう言えばいいんだ!」という正しい感覚を掴み、英語を自分のものにしていきます。
英語は「使って初めて」定着する
英語は、知識として知っているだけでは定着しません。「実際に使って、通じた(あるいは通じなかった)」という実体験とセットにすることで、はじめて「使える状態」になります。
一度だけ、実際に話してみる
いきなり本格的に始める必要はありません。まずは一度だけでいいので、自分の英語がどこまで通じるのか試してみてください。
「思っていたより出てこない」「でも意外と通じる部分もある」という手応え。その「体当たり」の経験こそが、あなたの英語を次のステージへと引き上げます。
まとめ|英語が出てこない人が今日からやるべきこと
- 文法より語順を優先する
- 単語ではなくチャンクで覚える
- 毎日15分、声に出すトレーニングをする
- 体当たりでどんどん間違える機会をつくる
英語は、準備が整ってから話すものではありません。話しながら、整えていくものです。
まずは今日、15分だけ試してみてください。そして一度だけでいいので、実際に話す機会をつくってみてください。
「一人で練習した英語」が「通じる言葉」に変わる瞬間を体験すると、このトレーニングの効果がはっきりとわかります。
その一歩が、「英語が出てこない状態」から抜け出すきっかけになります。
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