「英語を話せるようになりたいけど、何から始めたらいいかわからない」
「英語の勉強を始めたけど、英単語も文法も多すぎて、結局どれも使わない気がする」
そんなふうに感じていませんか?
実は、日常英会話に必要な英語はそれほど多くありません。
よく使う「6つの基本動詞」と「2つの会話の型」だけを知っているだけで、日常のやり取りのほとんどは成立します。
例えば、こんな会話はすべてこの記事の内容だけで成立します。
B: Sounds good. I had a long day.
A: Why? What happened?
B: Give me a minute. I’ll tell you.
この記事では、初心者が最短で話せるようになるために必要な「これだけでいい」セットを、具体的な使い方とともに解説します。難しい勉強を始める前に、まずはこの最小限の使える英語を手に入れましょう。
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なぜ「基本動詞」だけで会話が成立するのか
具体的な解説に入る前に、なぜ難しい単語を覚えなくても会話ができるのか、その「英語の仕組み」についてお伝えします。
1. 英語は「難しい単語」より「基本動詞」でできている
多くの日本人が「語彙力が足りないから話せない」と誤解していますが、ネイティブスピーカーは日常会話で難しい単語をあまり使いません。
その代わりに、中学で習うような誰もが知っている動詞を巧みに組み合わせて、あらゆる状況を表現しています。英語は語彙力の多さではなく、「基本動詞をどこまで使いこなせるか」で決まるのです。
2. 組み合わせ次第で、何万通りもの表現ができる
基本動詞の凄さは、その「応用力」にあります。一つの難しい単語(例えば「extinguish」)を覚えるよりも、基本動詞(「put out」)を知っている方が、他の場面でも使い回せるからです。
「1つの難しい単語」より「1つの基本動詞+α」。この感覚を身につけるだけで、あなたがすでに持っている知識だけで、何万通りもの文章が作れるようになります。
では、具体的にどの動詞を最優先で覚えればいいのか。初心者がまず手に入れるべき「最強の6動詞」を見ていきましょう。
これさえ押さえてればいい!最強の6動詞
ここで紹介する6動詞は、日本語に翻訳して覚えるより、絵を描いて「イメージで英単語を捉える」のがポイントです。基本動詞の違いは、こう考えると一気に整理されます。
| 動詞 | コアイメージ |
|---|---|
| take | 自分が取り込む |
| have | 状態として持っている |
| make | 変化を作り出す |
| get | 状態が変わる(得る) |
| go | 状態が移動する |
| give | 自分→相手へ何かを移す |
① take|「取る」ではなく「自分の領域に取り込む」
外にあるものを、自分の予定や体、責任の中に「ガシッ」と入れるイメージです。
- 【予定に入れる】take a break(休憩を自分の時間に取り込む = 休憩する)
- 【体に入れる】take medicine(薬を体内に取り込む = 薬を飲む)
- 【時間を奪う】It takes 10 minutes.(その作業が10分という時間を奪う = 10分かかる)
- 【意志で選ぶ】I’ll take it.(提示されたものを自分のものに決める = これをください)
👉 解説:自分の意志で「よし、これを自分のものにするぞ」と決めて、引き寄せる時に使います。
② have|「持つ」ではなく「そういう状態をキープする」
手に持っているだけでなく、自分の周りでその状況が「どっしり安定して起きている」イメージです。「自分の状態として「持っている」。静止だけじゃなく「所属・経験・行為」も含みます。
- 【おまかせ】have my hair cut(髪が切られた状態をプロに作ってもらう = 髪を切ってもらう)
- 【セットする】have him call you(彼から電話がくる状況をセットする = 電話させます)
- 【時間を過ごす】have a coffee(コーヒーを飲むという「時間」を所有する = コーヒーを飲む)
- 【症状を抱える】have a headache(頭痛という「状態」を抱えている = 頭が痛い)
👉 解説:自分がその状況の「オーナー」になって、特に苦労せずその状態を維持・所有している時に使います。
③ make|「作る」ではなく「変化を生み出す」
今の状態を、「別の形」に変えてしまうイメージです。自然な変化も含む。
- 【強制する】made me eat it(拒否していた状態を「食べる状態」に変えられた = 無理やり食べさせられた)
- 【達成する】I can make it!(「成功」や「到着」という形をなんとか作り上げる = 間に合う/できる)
- 【気分を変える】make me happy(この曲が私を「ハッピーな状態」に変えてくれる)
- 【形にする】make a mistake(正しい状態を「間違い」に変えてしまう = ミスをする)
- 【枠を確保する】make a reservation(空いている枠を「予約済み」に変える = 予約する)
👉 解説:現状に強い力を加えて、望ましい(あるいは望ましくない)「結果・形」をつくり出すときに使います。
④ get|「得る」ではなく「動いて状態が変わる」
haveと違い、移動したり説得したりして、新しい状態へ「たどり着く」イメージです。
- 【お願いする】got him to help me(彼を説得して、手伝う状態へ動かした = 手伝ってもらった)
- 【場所にたどり着く】get home(家という場所に状態を移動させる = 帰宅する)
- 【理解にたどり着く】I got it!(わからなかった状態から、わかった状態へ到達した = 分かった!)
- 【慣れにたどり着く】get used to it(慣れていない状態から、慣れた状態へ動く = 慣れる)
👉 解説:変化してその状態に至ったり、頭を使ったりして、ようやくその状態になった」というプロセスがあるときに使います。
⑤ go|「行く」ではなく「今の場所・安定した状態から移動する」
目的地に着くことよりも、「今いる場所」からフェードアウトしていく、外れていくイメージです。
- 【場所を離れる】go for a walk(今の場所を離れて、歩く状態に入る = 散歩に行く)
- 【良い状態から離れる】go bad(新鮮な状態から離れて、ダメになる = 腐る)
- 【今から未来へ離れる】How’s it going?(物事が今この瞬間から未来へ離れて動いている = 調子はどう?)
- 【元の色から離れる】go gray(元の髪色から離れて、白髪になる = 白髪が増える)
👉 解説:「今の状態から別の状態へ突き進む」というときに非常によく使われます。
⑥ give|「あげる・与える」ではなく「自分→相手へ何かを移す」
自分のところにあるモノ、情報、感情などを、相手の領域へ「移動させる」イメージです。
- 【機会を渡す】give it a try(「やってみる」という機会を自分から外へ出す = 試してみる)
- 【影響を与える】give me a shock(ショックという感情を相手(自分)に送り込む = ショックを受ける)
- 【電話を渡す】give you a call(電話というアクションを相手に届ける = 電話する)
- 【手を貸す】give me a hand(助けという「手」をこちらへ出してもらう = 手伝って!)
👉 解説:物理的なプレゼントだけでなく、電話や助けなど「目に見えないアクション」を相手に向かって放つ時に使います。
👉 giveは「相手に何かを差し出す」シーンで幅広く使える超重要動詞です。
これだけで会話が回る!2つの「会話の型」
6つの動詞に加えて、ここから解説する2つの「会話の型」を押さえておけば、英会話は回せます。
1. How about 〜?(万能な「提案」と「質問」)
迷ったら「How about 〜?」で会話はつながります。この型のすごいところは、自分から提案するだけでなく、相手に質問をそのまま投げ返せる点にあります。
相手に聞き返す(最強の使い方)
「I’m tired. How about you?」(疲れたよ。あなたはどう?)
👉 相手の質問に答えた後、そのまま「How about you?」と返すだけで、会話のキャッチボールが止まりません。
軽く提案する
「How about coffee?」(コーヒーはどう?)
「How about going out?」(出かけない?)
👉 「自分ばかり話さなきゃ」というプレッシャーから解放してくれる、初心者にとっての救世主フレーズです。
2. What 〜?(万能に情報を引き出せる)
相手に何かを問いかけたい時、Whatがあれば会話は止まりません。まずはこの2つのフレーズを丸暗記するだけでOKです。
相手の意見や状況を引き出す
- What do you think?(どう思う?)
👉 自分の意見を言った後に添えるだけで、相手にバトンを渡せます。 - What happened?(何があったの?)
👉 相手の様子がいつもと違う時、これ一言で相手の話を引き出せます。
【さらに会話を広げる】3つの黄金コンビ
Whatに加えて、次の2つをセットで覚えるだけで、会話が終わることはありません。
- ✅ Why?(なんで? / どうして?)
- ✅ Really?(本当に! / へぇー!)
👉 「What + Why + Really」の組み合わせ。 これだけで、初心者の英会話は驚くほどスムーズに成立します。
💡 あわせて読みたい
「基本動詞」を使いこなす準備ができたら、次はそれを当てはめる「会話の型」を知る番です。一文を無理に長くせず、パズルのように言葉をはめるだけで話せる具体的な方法を解説しています。
なぜ多くの人は話せないのか?
これだけシンプルな「基本動詞」と「型」があるのに、なぜ多くの人は「英語が話せない」と悩み続けるのでしょうか?答えは単純です。
- 難しい単語ばかり覚えようとしている
- 知識を整理する体系がない
- 使う機会がない
日常会話でほとんど使わない難解な語彙に時間を溶かしてしまっています。
知識がバラバラで、どう組み合わせれば文章になるかの「設計図」を持っていません。
脳内にインプットした情報を、実際に口から出す「訓練」が圧倒的に不足しています。
問題はあなたの英語センスではなく、「効率的な使い方を知らないこと」と「出す場所がないこと」にあります。
逆に言えば、この「基本の最小セット」を使いこなす場さえあれば、誰でも明日から会話を成立させられるのです。
最短で英語が話せるようになる方法
ここまで読んで、「知識はわかった。でも、実際に使う相手がいない」とお悩みの方も多いはずです。せっかく手に入れた「6つの動詞」も、話す機会がなければ、一生使いこなせるようにはなりません。
最短で英語が話せるようになるには、「間違えてもいい場所で、とにかく口に出す回数を増やすこと」。これに尽きます。そのための最も効率的な環境が、オンライン英会話です。
「自分にはまだ早いかも?」と迷う方は、まずこちらの診断でチェックしてみてください。自分に合った学習スタイルを知ることで、迷いなくスタートできます。
なぜ「DMM英会話」が初心者におすすめなのか
数あるオンライン英会話の中でも、今回紹介した「基本動詞」を身につけるのにDMM英会話が最適な理由は3つあります。
- 「基本動詞」に特化した教材が充実: 難しい単語を使わずに会話を構成するレッスンが豊富に用意されています。今回学んだ6つの動詞と型だけでも、25分間のレッスンは十分に成立します。
- 考えなくていい設計: 「先生と何を話せばいいかわからない」と迷う必要はありません。DMMには基本動詞を使いこなすための専用教材があらかじめ揃っています。
- 上達スピードが劇的に変わる: 「何を話すか迷わない」というだけで、アウトプットの密度が濃くなり、上達のスピードが圧倒的に早まります。
知識を「知っている」から「使える」に変える。まずは“これだけで話す”と決めて、一度試してみてください。驚くほど会話がつながる感覚を味わえるはずです。
まずは「これだけで話す」と決めて、一度試してみてください。
まとめ
英語は決して難しくありません。6つの基本動詞 + 2つの型。 これだけで、日常英会話の扉は開きます。
まずは完璧を目指さず、「今日のレッスンはこの6つの動詞だけで乗り切る!」と決めてみてください。それが、最短で英語を話せるようになるための正解です。
さらに会話を広げたい方へ
ここまでの内容だけでも話せますが、さらに表現のバリエーションを増やしたい人は、こちらの「会話の型」もセットで覚えるのがおすすめです。






