マナブくん 「電車に乗る」って英語で言うとき、take と get on、どちらを使えばいいの?
えいとり “I take the train.”と“I get on the train.”のどちらも正解よ。簡単に言うと、take は「移動手段として選ぶこと」を指してて、get on は「実際に乗り込む動作」を指しているの。
私はこれまで独学で、とにかく体当たりで英語を身につけてきました。そのせいか、こうした基礎的なところでつまづいてしまい、長年、自分でも気づかないうちに「悪い癖」が取れずにいた経験があります。
「文法書にはこう書いてあるけど、実際はどう違うの?」
かつての私と同じように、言葉の微細なニュアンスにモヤモヤしているあなたへ。
今回は、「take」と 「get」の本質的な違いを徹底的に解説します。そして、その知識をどうやって「一生モノのスキル」に変えるのか、その秘訣もお伝えします。
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1. take と get on:移動手段か、動作か
結論から言うと、この2つは「見ている視点」が違います。ここを間違えると、相手にちぐはぐな印象を与えてしまうことがあります。
- I take the train.(移動手段として選ぶ)
「車じゃなくて、電車で行くよ」という、移動手段全体を指すときに使います。 - I get on the train.(乗り込む動作)
「(今まさに)電車に一歩踏み出して乗り込む」という、具体的な動作を指します。
例えば、「会社には電車で行きます」なら I take the train to work. ですが、「今、電車に乗るところだから後でね!」なら I’m getting on the train now. が自然です。
⚠️ ここで注意したいのは、ネイティブにとって get the train は不自然だということ。「電車を利用する」という意味にはならず、「電車(そのもの)を物理的に取得する」という変な意味に響いてしまいます。
【補足①】イギリス英語でよく聞く catch と get の例外
イギリス英語では take よりも I caught the train.(電車に間に合って乗った)という表現が非常によく使われます。
手段として使うなら「take」や「catch」
get は「手段」を直接取ることができない動詞なので、基本は take や catch を選びましょう。
ただし、例外としてロンドンの地下鉄「Underground」や「Tube」の場合は “I get the Underground” でもOKです。これは地下鉄を特定の「運行システム」として捉えているイギリス特有の慣用表現です。
一般的に「get」を使う場合は前置詞とセットで
それ以外の場面で get を使う場合は、I got on the train.(動作)や I got to London by train.(到達)のように、前置詞とセットで使うのがネイティブの感覚です。
👉 実際の会話では by train などの手段をわざわざ言わず、I took the train to London. と言うのが最も一般的で自然です。
【補足②】冠詞はなぜ「the」なのか?
「電車を利用する」と言うとき、多くは定冠詞の「the」を使います。ネイティブの頭の中には「(自分の住む街の)鉄道システム」という共通認識があるからです。
一方、“a train” を使うのは「不特定の一本の列車」というニュアンスが強いとき。例えば I need to take a train to get there.(そこへ行くには、何でもいいから一本列車に乗る必要があるね)と言うときなどです。
2. I’m on と I got on:実用上で最も大切な使い分け
実際の会話でネイティブが最も好むのは、以下のシンプルな使い分けです。
| 表現 | 意味・ニュアンス | 実際の会話での使われ方 |
|---|---|---|
| I’m getting on the train. | 今、乗っている(動作中)。 | 「今まさに乗り込むところ!」 |
| I got on the train. | 電車に乗った(過去の事実)。 | 「新宿で電車に乗ったよ」 |
| I’m on the train. | 電車に乗っている(現在の状態)。 | 「今、電車に乗って向かってるよ」 |
ちなみに、「電車でここまで来たの?」と聞くなら、Did you take the train here? が一番自然です。
3. 英語学習の効率最大化!「勉強」するより「体当たり」が大事
ここまで違いを解説してきましたが、実は「違いを考えて理解すること」と「自然に使えること」は全く別物です。
英語学習において最も効率的なインプットとアウトプットの比率は、「初心者がまず目指すべき1:1」、そして「上達を加速させる理想の黄金比3:7」と言われています。
「暗記」を捨てて「修正」を積み上げる
「まだ何も話せないのに、7割もアウトプットなんて無理…」と思うかもしれません。でも、ここでいうアウトプットとは「うまく話すこと」ではなく「不完全な英語を外に出すこと」です。
今回学んだ微細な感覚こそ、一人で悩むよりプロに “Does this sound natural?” と聞いて直してもらうのが一番の近道です。
- 覚えたフレーズを1つだけ声に出してみる。
- 間違えてもいいから「これで合ってる?」と確認してみる。
- 直してもらうことで、脳に一生モノの「型」を刻み込む。
「型」を自然に身につけるために
理屈を頭で考えるのは大切ですが、それ以上に「会話をしながら体に型を染み込ませる」状態を目指しましょう。一度誰かに「こっちの方が自然だよ」と直してもらえば、もう一生忘れません。
「文法は分かっても、とっさに言葉が出てこない…」という悩みは、知識の不足ではなく、圧倒的な「体当たりの経験」不足から来ていることがほとんどです。その繰り返しが、半年後のあなたの自信に直結します。
えいとり もし、英語フレーズを暗記してるのに、「自然に会話できない」とお悩みであれば、その原因と解決方法もこちらの記事にまとめています。ぜひ読んでみてください。






